乗馬をしたことがあるという人は、少なくないのではないでしょうか。
牧場では子供だけでなく、大人も馬に乗ることができますよね。
今回は、馬の乗り方について紹介するとともに、正しい姿勢についても紹介していきます。
馬の乗り方について、正しい姿勢は?
分かりやすいように、ポイントポイントで紹介していきます。
馬に近づくときのポイント
馬には正面から近付くのではなく横から近付くようにして下さい。
一般的に馬は左側から乗りますので、左側から近付くようにしましょう。
馬の乗り方
まず左手で手綱を持ち、右手で鐙(足をかける輪)を自身の体へ引き寄せます。
足はまず左足を鐙に入れ、左足を支えにして飛び上がります。
右足は馬の方へ回して鞍に座るようにして下さい。
乗る時の正しい姿勢
馬に乗るときは背筋はまっすぐに伸ばします。
馬の背中に垂直になることを意識して下さい。
そして目線はまっすぐ、これが基本となります。
足はバタバタさせないように、馬の胴体を両脚で抱え込むようなイメージで、そして足先ですが、鐙に爪先から1/3までを入れて座ります。
馬に乗るためにはバランスをしっかりとる必要があります。
バランスを取って馬に乗る、これが難しいんです。
馬にバランスよく乗るためには、ある程度の体幹と筋力が必要となります。
そのため、馬に乗った後は大人でも疲労してしまうのです。
手綱の持ち方
馬に乗っているときの手は手綱をつかみます。
手綱を握るときは、まず拳を作って親指を上へと向けます。
薬指と小指の間に手綱を持ちましょう。
さらに親指と人差し指でしっかりと手綱を挟み、腕は90度が基本です。
正しく手綱を持とうとするならば、このようにして持たなければなりません。
手綱を握るときに、落ちるのが怖いからと強く握ってしまう方が多いですが、馬にとって手綱を強く握られることは苦痛となるため優しく握るようにしましょう。
馬の降り方について
鐙を支点にして立ちあがり、降りる方向(通常は左側から)とは逆の足を鐙から抜き降りる方向に向かって体を回します。
鞍を手で持ち両手で体重を支えるようにして、素早く体を回しながら降りて行ってください。
これが基本となりますので覚えておきましょう。
まとめ
馬に乗る時の一連の流れでそれぞれポイントを紹介していきました。
- 馬には横から近付くようにする
- 左側から乗り降りするのが基本
- 左足を鐙に乗せ、支点にしてから飛び乗る
- 馬の背中に垂直になるように、背筋を伸ばし視線は真っすぐ前を向く
- 馬の胴体を両脚で抱きかかえるイメージで乗る
- 手綱は強く握らない、優しく腕は90度に固定
- 鐙を支点に立ち上がり、右の足から抜き、降りる方向に向かって体を回して降りる
いかがでしたか?
こうして文字にしてみると難しそうですが、コツさえ覚えておけば大丈夫ですので、乗馬する前には乗り方や正しい姿勢について、しっかりチェックしておくことをおすすめします。