最近、ハリネズミをペットとして飼っている、という人が増えてきています。
ペットショップで、生後1カ月程度のハリネズミを購入してきて飼育していると、抜け針で生えてきた針の色が変わってしまったという人がいるようです。
なぜ、針の色が変わってしまうのかその理由について紹介していきます。
ハリネズミに針の色が変わるのはなぜか!?その理由は?
ハリネズミは離乳する2ヶ月頃になると、大人になり区切りをつける時期と言われています。
この頃になると、成長し体が大きくなっていきます。
生後1か月くらいの時には、どのハリネズミの針の色は同じで見分けがつかないくらいです。
しかし、生後2か月頃には子供の針から大人の針に生え変わり、健康な子でも1日に10~20本抜けて、また同じ本数が生えてきます。
ハリネズミに針の色は、針1本の色に特徴がありバンドと呼ばれる針の色の切り替わっている部分がポイントとなります。
カラーバリエーションは92種類以上あると言われ、交配によって作られたものもあることから、遺伝によって針の色、カラーが抜け針後に変化するということが考えられます。
ユニークなのはたくさん針が抜けた後に、白い色やクリーム色の針が生えてくることがあり、針色が途中で変わることもあります。
すべてのハリネズミが、そうだということはありませんがそういう子もいるようです。
親がどのような針の色だったのか、どのような種類だったのかが分かっていると、針の色の変化も納得できるかもしれません。
さらに生後3か月から6か月くらいまでの時期で、1日に40~50本程度針が抜けることがあります。
これは、クイリングという時期で、全体的に均等に抜けているのであれば心配の必要はありません。
成長することで抜け針もおさまってくるので、いつごろから始まったかを覚えておくと安心です。
均等に抜けない、一部分がごっそりと抜ける、新しい針が生えないなどは、異常な症状なので、このような症状が見られた場合には、動物病院で診察を受けることをオススメします。
まとめ
ハリネズミの針の色は、大人になる事で色が変わることがあります。
ハリネズミには、カラーバリエーションが92種類以上あり、交配によって作られたものもあることから、遺伝によって針の色、カラーが抜け針後に変化するということが考えられます。