東京23区の自然が多い場所でも、生活している狸がいることをご存じでしょうか。
農村を始めとする山にも、もちろん野生の狸が生活しています。
都会の人間が思うように狸は、農家にとって可愛いマスコットのような存在ではありません。
農作物を荒らしてまわる害獣の一種です。
そのため、保護とは違い捕獲を行うことが多々あります。
狸を捕獲する罠がインターネットで売られているほど、農家にとって頭痛の種となっています。
では野生の狸をどのような罠で捕獲するのでしょうか。
また、捕獲するために罠以外に必要な物はなんでしょうか。
狸用の罠の作り方!
狸を捕獲する前提として、各市町村の許可が必要になります。
そのため罠を作成したとしても、使用する前に許可を取るようにしましょう。
狸用の捕獲する罠として、ベーシックな造りは金属製の檻の中に食べ物を設置して、食べに檻に入った狸を閉じ込める方法があります。
狸用の罠の注意!
狸は、東京23区の大都会の中でも生活しています。
その理由は、狸が雑食であることが一つの要因として考えられます。
罠の餌としても、雑食の狸用なので食べ物は選びませんが、果物を設置することが多いようです。
他の動物や鳥などに、食べられてしまわないため、狸の行動を事前に確認して足跡が良くある場所など行動範囲内に罠を置きます。
罠に閉じ込められると、脱出しようと全力で抵抗するので、頑丈な檻でなければ金網の接合部分が外れたり、留め具が破損したりして逃げられることがあります。
家の罠に引っかかった狸、保健所かな。 pic.twitter.com/Tvu31Wjci4
— uno@mino (@unomino1) 2018年8月14日
まとめ
漫画やマスコットのキャラクターとしては可愛く、昔から親しまれてきた狸ですが、農家にとっては害獣の一種で、被害が目に余る場合は捕獲を考えなくてはなりません。
狸は数が減り続けている希少種でもないため、野生の狸を勝手に捕獲することはできません。
各市町村から許可を得て捕獲します。
罠は、金属製でないと捕獲した狸が暴れて壊してしまうので、念入りな溶接や留め具の取り付けが必要になります。
インターネットでも販売しているので、購入も視野に入れた方が確実です。
罠の仕組みは、よく他の動物の捕獲にも利用されている、檻の中の餌を食べると入り口が閉まるタイプがベーシックです。
罠にかかった狸は、気性が激しくなっていることがあるので、細心の注意を払って捕獲しましょう。