とても可愛らしいシマリスの赤ちゃん。
ベビー期から飼育すると人間に懐きやすいと言われているため、ベビーからの飼育を考えている方もいるでしょう。
シマリスの赤ちゃんのミルクについて!
生後間もないシマリスの赤ちゃんは、離乳食もまだ食べられない場合は、ミルクを与えなくてはなりません。
そして、人間の赤ちゃん同様、数時間おきにミルクを与える必要があるため、外出もままなりません。
生まれたばかりのシマリスを飼育する場合は、はじめのうちは付きっ切りになる覚悟が必要です。
大変ですが、その分ちゃんと大きく育った時の喜びは大きいでしょう。
シマリスの赤ちゃんに必要なミルクは、専門店などで売っている小動物用のペットミルクです。
ミルクをお湯で溶かし、ひと肌ぐらいの温かさになったものを、シリンジなどでゆっくりと飲ませます。
スポイトはミルクを押し出す量の調節が難しいので、シリンジのほうをおすすめします。
飼い主さんの手で子リスを支えることになるので、ミルクを与える前に必ず飼い主さんも手を温めておきましょう。
ミルクは、子リスが飲みたいだけ与えます。
初めのうちは4時間おきにミルクを与え、次第に6時間おき、8時間おきと感覚をあけていきます。
最初はつきっきりになりますので、出かける予定などを入れないようにしましょう。
生後30日あたりからは、離乳食がたべられるようになります。
すぐに餌を変えるとリスが驚きますので、ペレットなどを飲み慣れたミルクで柔らかくしてあげると、子リスも安心して食べるでしょう。
種子などもたべられるようになってきますが、新しい餌を与えるときは、ごく少量からスタートしてください。
下痢などを起こすようなら、その餌はいったんやめましょう。
生後60日後のあたりからは、完全に断乳できるように離乳食を進めていきましょう。
固形物が苦手で食べられない場合は、パンをミルクに浸したものなどから始めてみると良いでしょう。
やわらかい離乳食を与える時は、新品の耳かきが役に立ちます。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、シマリスのミルクについてご案内いたしました。
人間の赤ちゃんと同じで、小さいうちは目が離せません。
責任をもって、きちんとミルクを与えて面倒をみましょう。