アメリカの草原に広く生息していることからその名がつけられたプレーリードッグは、動物園などでも見ることができます。
穴ぐらから顔を出す姿に愛嬌がありますが、プレーリードッグは果たしてどれくらいの種類がいるものなのでしょうか?
目次
プレーリードッグ、種類はどれくらい?
プレーリードッグの種類はあわせて5種類です。
把握しきれないくらい細分化された動物などから比べると、「たった5種類?」と思われるかもしれません。
では、その5種類それぞれの特徴を見ていきましょう。
オグロプレーリードッグ
いわゆる、一般的なプレーリードッグです。
日本で販売されているのはこちらになります。
「プレーリードッグ」と聞いて私たちが真っ先に思いうかべるのは、このオグロプレーリードッグでしょう。
最大の特徴は、名前にもあるとおり黒いしっぽ。
5種類いるプレーリードッグのなかでも数が多い種類になります。
ガニソンプレーリードッグ
アメリカ合衆国のコロラド州、アリゾナ州などに生息している種類です。
オグロプレーリードッグよりもやや小柄となっています。
ガニソンプレーリードッグは身体に黒い毛が混ざっているのが特徴です。
メキシコプレーリードッグ
メキシコに生息している種類ですが、非常に頭数が少ない種類でもあります。
そのため絶滅危惧種に指定されており、お目にかかれたらラッキーというレベルです。
オジロプレーリードッグ
アメリカ合衆国のコロラド州、ユタ州で主に見られる種類です。
オグロプレーリードッグとは対照的にしっぽが白いのが特徴ですので、見分けるのは容易です。
他のプレーリードッグに比べると、標高の高い場所を好んで生息しているようです。
ユタプレーリードッグ
アメリカ合衆国のユタ州に生息しています。
メキシコプレーリードッグと同様、その数が減少傾向にあるため絶滅危惧種に指定されています。
体長はオグロプレーリードッグと比べると小柄です。
まとめ
プレーリードッグは5種類しか発見されていない。
この数字は意外かもしれません。
動物というと勝手ながら、たくさんの亜種がいるものだと思ってしまうため、5種類という数字は非常に少ないものに感じます。
そのなかで生息地や毛の色など、細かな違いを見ていくのは興味深いです。