アニメにも登場するスカンク。
自宅でペットとして飼うことはできるのでしょうか。
日本でも、ペットとして飼うことはできるのでしょうか。
もし飼える場合、どんなことに注意すれば、スカンクが快適に過ごすことができるのでしょうか。
日本で、スカンクをペットとして飼うことはできますか?
日本には、野生のスカンクは生息しておりません。
北アメリカから南アメリカにかけて生息するスカンクですが、実は、日本でも、ペットとして飼うことができることをご存知でしょうか。
ペットとして飼う場合は、2つの手術を行わなければなりません。
1つは、去勢・避妊手術になります。
責任もって飼うためには、必要以上には増やさないことが基本になります。
続いて、2つめには、スカンクのもつ臭腺を取り除く手術になります。
この手術を行っておかないと、後々大変なことになります。
去勢・避妊手術、臭腺手術を終えたスカンクは、生来もっている臆病の性格からか、最初は警戒心が強く、なかなか馴染むことができません。
ですが、人間の方から積極的に抱っこする、餌を与えながら毛並みを整える等のスキンシップを図ることで、徐々に緩和してきます。
では、ペットとして飼う際の注意点について、説明します。
まず、もっとも大切な餌についてですが、餌はドッグフードで代用できますが、栄養バランスを考え、週に1~2回、もしくは、おやつ代わりに果物、昆虫をプラスしましょう。
スカンクが快適に過ごせる室温は18℃前後になります。
日本には寒い冬がやってきます。
冬の急な冷え込みには十分に注意し、冷え込みが厳しい場合にはゲージ内に毛布を用意することをおすすめします。
最後に、トイレに関してですが、キレイ好きな性質をもっておりますので、トイレをしつけることはそう難しいことではありません。
ただ、スカンクによって個体差がありますので、絶対にトイレ習慣が身につくとは言い切れません。
根気が必要なタイプもいますが、時間をかけて教えれば、特定の場所にのみ排泄するようになるとのことです。
まとめ
スカンクは、動物園の徹底した飼育下での推定寿命は、10年ほどになります。
スカンクをペットとして飼う場合には、厳選した餌を与え、適度な運動を行いましょう。
ストレスを溜めない生活を心がけることで、寿命に近い、または寿命を超える長生きをスカンクも少なくありません。