うさぎを飼い始めたばかりの頃は、ショップなどで売っているケージをお家にしてますね。

エサ箱や、ウォーターボトルがセットされていて手軽です。

床だって、糞の処理がしやすいっていうから楽ちんです。

でも、ある日、お部屋で遊ばせていたら足の毛に血の跡があったんです。

暴れた様子もないのに、どうしてなんでしょうか。

うさぎ 足 出血

うさぎの足が出血しているのはなぜ?

原因は2つ考えられます。

  • 遊ばせている時、どこかで足の爪をぶつけてはがした。
  • ケージの床が硬くて血行不良をおこし、皮膚炎が化膿して出血している。

というものです。

どうしてこういうことが起きたのでしょうか、くわしく述べてみます。

お部屋の中でうさちゃんを遊ばせることがほとんどでしょう。

そのとき、お部屋の様子はどうですか。

喜んで走り回るでしょうから、障害物となるようなものはありませんか。

うさぎは活発なうえに好奇心旺盛です。

いろいろな物に興味を示し、飛び込んでいきます。

しかし、それに対してうさぎの足はけっして丈夫ではありません。

とくに、人が住む環境はうさぎにとって快適なわけではないのです。

少しの段差や床の溝で足を捻ったり、爪をはがしたりするのです。

では、爪は大丈夫なのに足が赤く炎症をおこしているのはどうしてでしょうか。

これはソアホックという皮膚炎です。

ソアホックは足の裏の皮膚が炎症をおこし、摩擦から潰瘍を引き起こす病気です。

原因は、硬い床で過ごすことで足に負荷がかかることです。

うさぎの足の裏は、犬や猫のように肉球があるわけではありません。

むき出しの皮膚を、毛が覆っているだけなのです。

この足がケージの床で擦れたりして毛が抜け、傷から雑菌が入り発症するのです。

さらには自分のおしっこを踏んでしまい、悪化させます。

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解決方法や対策はどうする?

怪我を防ぐには2つ対策しましょう。

ひとつは徹底したお片付けです。

もうひとつはうさぎの遊び場所を限定すること。

うさぎを放し飼いして遊ばせる場所を限定して、そこに物は置かないことです。

フローリングの床になっている部屋は、シートなどをひいてください。

ソアホック防止はまず、ケージの床の変更です。

ケージの床は、二段構造の上が穴あき鉄板ではありませんか。

この上の穴あきを取り外しましょう。

足の裏の毛が抜けて、傷ができるのはこのためです。

底板には、ペットシーツやチモシーを引きましょう。

いずれにせよ、他の症状の心配もありますから早めにクリニックへ。

まとめ

うさぎの足が出血するのは、ケージやうさんぽ中の環境が良くないからです。

うさちゃんの足は敏感ですから、怪我や病気を防ぐ対策が必要になります。

ペットショップや、お医者さまのアドバイスをうけて快適な場所を作りましょう。

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