狼は日本にも生息していたというのは知っていますか?
野生のイノシシは見たこともないですし、日本に生息していたのを初めて知った人も多いのではないでしょうか?
日本にも生息していましたが、今では絶滅してしまったようです。
動物園などでは海外にいる狼が飼育されているそうです。
そんなニホンオオカミはいつ絶滅してしまったのでしょうか?
それでは今回は、ニホンオオカミはいつ絶滅したのか、その理由などについてもご紹介します!
日本に生息していた狼は絶滅してしまったの!?
日本には本州、四国、九州に生息していたニホンオオカミという狼がいました。
体長95cm~114cmで尾長約30cm、肩高約55cm、体重約15kgで耳が短いのが特徴の狼だったようです。
今ではニホンオオカミは、絶滅してしまいましたが、その絶滅の理由について推定ですがご紹介します!
ニホンオオカミは家畜に害をなすために人間の手によって駆除されてしまった、狂犬病などの病気、餌となる動物が山から減ってしまったことなどが原因としてあげられます。
ニホンオオカミは、集団で行動し奈良にもでてきてシカや山の動物に害をなしていたそうです。
狼が牛舎に現れ牛たちが暴れるなどの被害もあったようです。
狼はいつ絶滅したの!?
ニホンオオカミは、明治38年1月に奈良県東吉野村でオスが捕獲されたのを最後に生息したという報告がなくなり絶滅したとされました。
ニホンオオカミは昔、「大神」と言われていました。
シカやイノシシは農作物を荒らしていましたが、その天敵は狼として農家からは歓迎されていた動物だったようです。
しかし、後に文明の発達などでシカやイノシシが減り、住む場所も奪われ、人を襲わなかった狼が襲うようになってしまいました。
そういったことが原因で駆除を始めるきっかけとなってしまったようです。
まとめ
今回は、狼はいつ絶滅してしまったのかについてご紹介しました。
かつて日本にもニホンオオカミという狼が幅広くに生息していました。
人間を襲わず、農作物を荒らすシカやイノシシの天敵として農家からは歓迎されていた野生動物だったようです。
そんな狼ですが、環境の変化で餌となる動物が減り、住みかを奪われた結果人にまで襲うようになり、駆除せざるおえなくなり、絶滅へと追いやられてしまいました。