毎朝、牛乳を飲んでいる人も多いと思います。
学生の方は給食で牛乳を飲んでいる人もいるでしょう。
動物のお乳といったら牛乳を想像するのですが他の家畜の乳は飲めないのでしょうか?
日本では戦前や戦後までは山羊のお乳を飲むのは当たり前だったようですが、では羊の乳は飲めないのでしょうか?
調べて見たいと思います。
羊のミルクの栄養
羊乳は字の通り羊の乳です。
羊には羊乳を搾乳するための品種がいます。
アワシ種、イース種、トフリーシアン種、サルダ種、ラコーヌ種等がいます。
ヨーロッパでは羊用の搾乳機もあるようです。
羊乳は牛から取れる牛乳より1頭あたりから搾乳できる量は少ないですが、栄養医療効果が優れています。
タンパク質、脂肪、炭水化物、カリウム、カルシウム、リン、鉄、ニコチン酸、ビタミンA、B1、B2などが含まれていて、タンパク質のうち消化されにくい洛タンパクは牛乳に比べて少なく、栄養成分は人体に吸収されやすいようです。
カルシウムは牛乳に比べて多く含み、飲み物としてよりチーズの原料にされることが多いようですが、もちろん飲むこともできます。
羊のミルクの味
日本でも数少ないですが羊乳を販売しているところがあります。
北海道の松山農場ではシープミルクという製品を販売しています。
稀にデパートでも販売されることもあるようですがすぐに売り切れてしまうそうです。
松山農場以外にも通販で海外の羊乳製品が手に入れられるようですが、山羊の乳と混同して販売しているところもあるようなのでしっかり山羊の乳か羊の乳か確認しましょう。
羊の乳は脂肪分が高くて濃厚です。
飲んで見ると牛乳に生クリームを加えたような感じで、ほんのり甘く美味しいらしいですがゴクゴクと飲み干せる飲み物ではないようです。
まとめ
羊乳は牛乳より栄養価が高いことがわかりましたが、羊1頭から取れる量が少ないため販売されると割高になるようです。
しかし、牛乳に比べて体に吸収されやすく、お腹をこわす事が少ないようなので機会があれば一度飲んで見てはいかがでしょうか。
購入するときは山羊の乳か羊の乳かしかりと確認して購入しましょう。
購入し飲んでみてあっさりしていれば山羊、濃ければ羊の乳です。