ゴリラは見たことはありますか?
動物園で飼育しているところもありますが、現在ゴリラを飼育している動物園は少ないようです。
主にゴリラはアンゴラ、ウガンダ、ガボン、カメルーン南部、コンゴ共和国などに生息しており、種類によっては絶滅危惧種に指定されているものもいるようです。
そんなゴリラですがドラミングをすることは知っていましたか?
それでは今回は、ゴリラはドリミングのときどのような音を出すのか、メスも行うのかについてご紹介します!
ゴリラはどうしてドラミングを行うの!?その音は!?
ゴリラは自分自身の胸を叩いてドラミングを行います。
あの体型で胸を叩く姿を見たら威嚇しているのか挑発しているのかと思う人も多いのではないでしょうか?
しかし、実際は違うようです。
ゴリラは平和で温和な性格の動物なので、自分自身が仲間の中のリーダーであることをドラミングをして知らせているようです。
そうすることで、相手に対して争いをやめさせているようです。
胸を叩くとドンドンと叩いているイメージがありますが、実際にゴリラが胸を叩くと「ポコポコ」と音がするそうです。
ゴリラが成長していくと胸に大きな袋ができ、その袋の中に空気が入ることでポコポコと打楽器のような音がでるそうです。
ドラミングは平和主義を主張しているだけではないようです。
その他には、仲間に自分の位置を知らせているようです。
このドラミングは2kmも先まで聞こえていると言われています。
また、自分の気持ちをコントロールしていることも挙げられます。
胸を叩くことによって感情のコントロールを行っているようです。
ゴリラがドラミングをする際に、手は「グー」ではなく「パー」で行っています。
ゴリラのメスもドラミングを行うの!?
ドラミングはオスだけが行う行為のようです。
オスだけが胸に空気を溜める袋を持っています。
まとめ
今回は、ゴリラのドラミングについてご紹介しました。
ゴリラは自分の胸を叩くドラミングという行為をします。
しかし、それはオスだけが行いメスはしないそうです。
威嚇や挑発しているように見えますが、自分が仲間のなかでリーダーであることを知らせているようです。
ゴリラは平和主義のため、争いをやめさせるためにドラミングを行っているということが分かりました。