動物園で見る猿は、猿山などで群れていますよね?

餌を与えた時も、立場の弱い猿が他の猿に横取りされ、喧嘩になった時などリーダーが仲裁に入る所を良く目にします。

そんな猿は群れ方にどんな構造があるのか?

別に気にしないと言う人も居るかと思いますが、聞いたら気になりませんか?

そこで、猿の群れる構造やどれくらいの数で群れているのかなど、猿の生態についてまとめてみました。

サル 群れ 構造 数

サルの群れにはどんな構造がある?

一見、無差別に群れて行動している様に見える猿の群れですが、我々が知らないだけで群れにはしっかりとした構造があると言われています。

猿の中では当たり前の事でも、人間から見たら驚きがあるかも知れません。

では、猿の群れはどんな構造なのか?

動物園で見る、ニホンザルなどの群れの構造について探ってみましょう。

猿の活動範囲

常緑広葉樹林や落葉広葉樹林などに生息するニホンザルは、昼行性で昼間に活動します。

ですが積雪地帯では、吹雪いたりすると昼間でも活動はしないと言われています。

猿の活動範囲としては、1〜80平方キロメートルが行動圏内と言われております。

急に80平方キロメートルと言われても見当もつかないと思いますので参考程度に言うと、1平方キロメートルがディズニーランドとシーを合わせたくらいの大きさと言われていますので、単純にディズニーランドとシーを合わせた広さが80個分くらいになるでしょう。

スポンサードリンク

猿の群れの構造

猿の群れの構造は実に面白いものです。

複数の異性が含まれる群れで生活をする猿ですが、群れは母系集団でオスは生後3〜8年で産まれた群れから抜け出し、遠距離移動をしたり別の群れに混ざったりすると言われています。

また、群れのボスと言えば一般的には1番、腕っぷしの強い猿が統率すると思われがちですが、本当のリーダーは最長老の猿だと言われています。

群れの順位は争いで決める事はあまりなく、多くは母親の地位を引き継いでいくとされてます。

また兄弟の中でも特に1番下の子が上位になる傾向が強くあります。

猿が群れを作る時の数とは?

ニホンザルは群れを作る生き物ですが、一体どれくらいの数の群れを作るのか?

群れによって数にも違いがあるのですが、多くの群れは数十頭から百頭を超える大規模な群れまであると言われています。

ニホンザル以外にもヤクシマザルも群れを作りますが、ニホンザルほどの大所帯ではなく、ほとんどが50頭以下の群れで行動すると言われています。

 まとめ

ニホンザルは群れを作り生活をする猿ですが、行動範囲は思ったほど広い範囲ではありません。

そして、群れのリーダーと言えば強いオスと言うイメージが強いですが、実際のところは最長老の個体がリーダーだったりします。

もし、動物園などで群れを見たらリーダー探しをしてみるのも楽しいかも知れませんね。

スポンサードリンク