私たち生き物が生きるために日々しなくてはいけないことは多くありますが、その中でも食事は欠かせません。
しかし、飽食の時代、食べ物を必要以上に食べてしまい、肥満気味になってしまうことも、、。
そんな中で、動物園でも肥満気味は少し問題になっているようです。
自然下よりも豊富な食事にありつけるからでしょう。
そんな、動物たちの中で、ゴリラはどんな食事をするのでしょうか?
ゴリラはどんな食べ物をたべるの?動物園と自然下では違うもの?
ゴリラは、アフリカ大陸の赤道付近に生息しています。
生息しているところは熱帯雨林で低地~高地にかけて縄張りにしています。
体つきも大きく体長85~190cm体重70~200kgで広い胸、太い首と手足をしており、霊長類でも最大級の体格をしています。
そして、食事は基本的に植物性の物を食します。
果実や植物の葉はもちろん食しますが、時にシロアリやアリをたべて動物性を摂取するようです。
時に腸内細菌や消化のために糞を食すこともあります。
そして、動物園に登場したのは19世紀ごろになります。
当時ゴリラはジャングルに住む恐ろしい動物だと考えられていたため、肉食だと思われていました。
ですので動物園では長い間、肉を与えていましたが本来の食事と違いすぎるため、体調を崩すゴリラが絶えませんでした。
その後日本にも動物園で飼育される時も馬肉のスープを与えていたようです。
しかし、先述した通り、ゴリラは植物を食べるということなどが現在は研究されてわかってきました。
動物園の飼育下の食べ物は、くだもの、野菜(キャベツ、トマト、ニンジン、サツマイモ、白菜など)、食パン、ゆで卵、人間の赤ちゃん用の粉ミルクなどですが、動物園の方針によりさまざまになってきます。
ゴリラはどのぐらい食べるの?
体つきが霊長類で大きめの体長85~190cm体重70~200kgもあるゴリラですから、その体を維持するためにも食事はかかせません。
大体ですが、オスで30kg、メスで20kgは食べるようです。
ですので、自然下で生きるためには食べ物を探しながら1日に数キロの距離を移動して暮らしています。
まとめ
人間以上の大きな体と見た目の少し怖いイメージから、はじめは肉食だと思われて、食事のせいで体調を崩していたこともあるゴリラですが、基本的には植物、それも果実を好んで食べるようです。
しかし、その大きな体の維持にはたくさんの食事が必要で、一日の大半を食事探しに費やしていました。
その反対で動物園のゴリラは、肥満に悩むこともあり、色々難しいな、と感じます。
イメージが変わった感じがするゴリラですので、動物園に近く会いにいきたいものです。