動物園ではとてもかわいいと愛されている猿ですが、街中に出没して大騒ぎになるというケースが全国で多く見られます。
山の近くではなく、都会でも出没するとあって、怖い思いをした人もいるのではないしょうか。
猿は、噛む力がとても強いので、とても危険なんです。
ここでは、野生の猿に遭遇した場合の対処法について詳しく説明していきたいと思います。
野生の猿はとても危険!
ニホンザルは、基本的には、人間にはあまり近づかない動物ですが、人間に慣れてしまった猿は、女性や子どもが持っている食べ物を奪い取ることがあります。
人間を襲って噛んでしまうというニュースも度々目にしますよね。
噛まれると骨まで達するほどの大怪我をしてしまう恐れがありますから、本当に危険なのです。
さらに、猿が農作物を食べてしまい、経済的な被害も出ています。
野生の猿に遭遇したときの対処
野生の猿には絶対に近付かないでください。
また、猿と目を合わせないでください。
目を合わせることは猿にとっては「威嚇」を意味するので、猿が攻撃を仕掛けてくる場合があります。
餌もあげてはいけません。
人里に下りてきて、おいしいものに出会ったら、居心地が良い場所だと認識してしまうからです。
猿の味覚は、ほとんど人間と同じですから、人間が食べるものは、何でもおいしいと感じてしまいます。
そして、走って逃げないことも重要です。
声を上げて、逃げてしまうと、猿は面白がって余計に近づいてきます。
猿を見つけたら、見ぬふりをして、さりげなく去っていくことが一番いいということです。
まとめ
野生の猿に遭遇することは少ないかもしれませんが、万が一に備えて、心の準備はしておきたいですね。
さりげなく逃げ去るのが一番です。
かわいいからと絶対に近付かないようにしてくださいね。
猿に突然噛みつかれてしまったら、バッグなどを使って、追い払いましょう。
物を使わないと、さらに襲ってくる場合がありますので注意しましょう。
また、噛まれてしまったら軽症でも、病院でしっかりとみてもらいましょう。