動物園などで良く見る、人気の高い動物と言えば間違いなく『猿』ですよね?
色々な目玉動物が動物園には居ますが、動物園と言えば猿が1番に思い浮かぶのでは無いでしょうか?
動物園で見る猿の多くはニホンザルだと思いますが、他にも色々と居ますよね?
テナガザルやリスザルなど沢山の種類の猿が居ますが、全て同じなのか気になりませんか?
どんな猿が居てどんな種類があるのか?
そこで、猿の種類などについて紹介したいと思います。
目次
動物の中でも人気の猿の種類
猿も人も大きく分けると『霊長類』の中に存在しています。
霊長類はいくつかのグループに分けられており、その中で分けられています。
ではどんなグループ分けがされているのか?
身近な動物『猿』に関して意外と知らなかった種類やグループについて見てみましょう。
そもそも猿とは何を指す?
そもそも、色々な種類の猿がいますが何を基準に猿と言うのか?
同じ霊長類なら人間も猿なのか?
一般的に猿とは、哺乳綱に含まれる霊長目の中の1種で霊長目から人を除いた総称を猿と呼びます。
ですから、生物学的には人は霊長目の1種で猿とは近い存在ではあります。
基本的に熱帯系の動物で生息も熱帯域に集中しますが、東アジアでは温帯域にまで分布する種もいます。
ニホンザルは、その温帯域の中でも最も高い緯度に分布する猿として知られています。
猿と言っても全てが一緒じゃない?
一口に猿と言っても全てが同じ種ではありません。
猿には大きく2つに分けられ曲鼻類と直鼻類に分けられます。
キツネザル類・ロリス類をまとめて曲鼻猿類、メガネザル類を含むその他の霊長類を直鼻猿類と呼びますので2つのグループに約220種の猿がいます。
それぞれ2つのグループに分けられますが、直鼻猿類にはさらに広鼻類と狭鼻類と分けられ、人は狭鼻類に属しています。
飼育できる猿の一覧
近年、猿の人気とともに猿を飼育する人も多くいます。
でも全ての猿を飼育する事は出来ません。
飼育が出来る猿をいくつか紹介します。
ニホンザル
日本人が猿といえば頭に浮かぶのがニホンザルだと思います。
ニホンザルは各地方の自治体の許可が必要ですので、許可申請をし許可が取れたら飼育する事ができます。
コモンマーモセット
体長が約20cmにも満たないサイズで、ふさふさした耳毛が特徴の可愛い猿です。
飼育できる猿の中では小柄なので、飼育もしやすく人気が高い動物です。
リスザル
ニホンザルに続いて名前が出てくる猿と言えばリスザルですよね。
体長も30cm前後で小さく、人に慣れやすい猿ですので飼育がしやすいでしょう。
ピグミースローロリス
曲鼻猿類に属するロリス類で、特徴は何と言っても大きく丸い目玉。
手のひらに納まるサイズで、とても可愛い猿です。
他にも飼育が出来る猿はたくさんいますが、多くは飼育許可が必要な場合が多い為、猿を飼いたい人はしっかりと聞いてから飼育するかどうか決めると良いでしょう。
まとめ
猿は大きく分けて曲鼻猿類と直鼻猿類となります。
その中に約220種ほどの猿が居ると言われています。
人も霊長類の中の1種ですので猿の仲間と言っても良いかも知れませんね。