日本でも大人気のコアラ。
ふわふわの毛並みは、ぬいぐるみのようにやわらかくて気持ちがよさそうですよね。
でも実は、コアラは意外と筋肉質な動物だということがわかったのです。
コアラの筋肉とは?
コアラの身体はほぼ筋肉で、引き締まった体をしています。
見た目には愛らしくて筋肉の存在が、全くわからないので意外ですね。
しかも体つきは丸い姿に見えますが、毛の下の皮膚はとがっているそうなのです。
そして頭が重く、大きな黒色の花がチャームポイントです。
手足は長くて、強い筋肉を持っているので、木の上で生活するのに適しています。
コアラは、常に木の枝や幹につかまって過ごしています。
しっかりつかまることができるように、強い握力を持っているのです。
コアラの握力は、10キロから30キロあるそうです。
人間で言えば、小学校低学年くらいの子供と同じなのです。
コアラの大きさを考えると、なかなか握力がありますね。
コアラは一日中、安全なユーカリの木の上で過ごし、地上におりてくることはあまりありませんが、定期的に木を変えて生活しているそうです。
木の間を移動したり、登ったりおりたりすることもあるため、しっかりとした力強い手足と強い筋肉を持っているのです。
さらに優れたバランス感覚も持っているので、眠っていても木から落ちることがないそうです。
また、メスのコアラはおなかにある袋の中で子育てをしますが、赤ちゃんがおなかから落ちてしまわないように、袋の入り口の筋肉をギューっと締めているそうです。
赤ちゃんは生まれてから9か月までの間は、一日中ずっと袋の中で過ごすので、お母さんコアラはずっと締めていることになりますね。
まとめ
コアラは実は筋肉のある、かっこいい動物だということがわかりました。
見た目の可愛らしさとのギャップに驚きましたが、理由を調べると納得することができます。
脂肪が少なく、バランス感覚も優れているので、人間だったらスポーツマンタイプですね。
新しいコアラの真実を知ることが出来たので、これから動物園でコアラに会う時には、今までとは違う視点で楽しめると思います。