動物のなかでも白色のウサギや、ネズミ、ライオンなどいるのはご存知でしょうか?
珍しく見た目もキレイで神秘的で神々しく見えますよね。
カンガルーにも白色のカンガルーが生まれることが数千分の一の割合であります。
他のカンガルーと比べて白色のカンガルーは目立ち外敵に襲われやすいので自然界での生存率は低く、保護されることが多いようです。
なぜ、白色の動物が生まれるのか?
詳しく紹介していきたいと思います。
カンガルーのアルビノ種について
生まれつきカラダの色や毛が白色または金色として生まれてきた種をアルビノ種といいます。
生まれつきメラニンを合成することができないために、体表の被毛や皮膚の色素が抜けて真っ白で、目も毛細血管の透過により赤く見えるのが特徴です。
その原因には、メラニンの生合成に関与する遺伝子が突然変異によって欠如し、メラニンを形成する色素沈着がなくなってしまったことで起こるようです。
ほとんどの場合、視覚的な障害を伴い、日光による皮膚の損傷や皮膚がんのリスクが高いとされています。
ホワイトタイガーやホワイトライオンなどは同じく白色ですが、アルビノ種ではなく、白変種と呼ばれます。
何が違うのかというと、メラニン産生そのものは正常であり、目の色も黒色であることで見分けることができます。
白色のカンガルーはアルビノ種になり、目も赤いのが特徴です。
生まれる確率は希少ですが、広い大地では白色の動物は目立ち、自然界での生存率が低く動物園などで保護されることが多いので、意外と身近に見ることができます。
まとめ
同じ動物でも白色の動物はあまり見る機会がないので、動物園にいたら興味深くみてしまいます。
前文であげただけでなく、ネコやクジャク、ウマ、ワニ、エイ、クジラ、カタツムリ、カラスなどたくさん見つけられています。
大きければ大きいほど神秘的で神々しく見えます。
ただ、やはり自然界の中では視力が弱かったり、一緒にいると外敵にに見つかりやすくなり仲間から距離をおかれたりと、生きていく上では少し厳しい感じがします。