ハリネズミはペットとして販売されている個体数は少ないですが、生体価格が10000円~40000万円と取引されており、手軽に買うことができる小動物として人気です。
けれど、夜中にハリネズミが暴れてしまって音が気になって寝付けないという飼い主さんが数多く見られます。
ハリネズミを買う前にハリネズミの特性を知ったうえで飼育することをお勧めしたいと思い調べてみました。
なぜハリネズミは暴れるのか?理由は?
ハリネズミは「ネズミ」の名前がありますが、げっ歯類のネズミとは異なりモグラの仲間です。
食虫類と言われるもので主にミミズや昆虫などを主食としています。
そのためハムスターのような「ネズミ」と同じ感覚で飼育してしまうとハリネズミは暴れてしまう原因となってしまうのです。
ハリネズミを飼育するケージの中で暴れる音を軽減するには?
ハリネズミは予想以上に行動する動物なので、飼育ケージの環境は非常に注意を払う必要があります。
必ずハリネズミ専用フードを主食として副食にコオロギやバナナなどを与えてください。
ケージに関してはハリネズミ専用でなくても構いませんが、行動がしやすいように最低でも60センチ以上の広さのケージを設置するとよいでしょう。
大きい水槽などで飼育すると防音効果などもありとてもおすすめします。
ハリネズミが夜に暴れるの普通の事
ハリネズミはモグラの仲間で夜行性なので、昼間のんびり行動していて夜中になると急に行動が活発になり、飼い主にとって気になるかもしれませんが、夜はあえてケージから出して部屋の中を自由に行動できるようにスペースを確保しておくとよいでしょう。
毎日やる必要はありませんが、ハリネズミにも息抜きは必要です。
毎日同じケージの中にいたらストレスとなってしまいますので、環境を変えてあげることも必要だと思います。
まとめ
ハリネズミはとてもデリケートな小動物です。
生体価格が高くなく、手軽に購入できる範囲で販売されていますが、成長して大型になるとそれなりの行動により暴れていると勘違いしてしまって飼い主が手におえずに野外に捨ててしまうようになってきています。
近年では神奈川や静岡などでそうした捨てられたハリネズミが冬を乗り越えて生き残り、繁殖するようにまで至ってしまい従来の生態系を崩しかけています。
ハリネズミは夜型でとても活発なので、そのような特性を理解したうえで飼育して家族の一員として育てていくことが好ましいと思っています。