ミーアキャットという動物を知っていますか?
哺乳綱食肉目マングース科スリカータ属に分類される動物で珍しい動物ですが、日本でも飼育している人が居るようです。
ミーアカットやスリカータ、スリカタなどと呼ばれることもあるようです。
砂漠地帯などの温かい地域に暮らしているミーアキャットはどんな姿をしているのか気になりますね!
それでは今回は、ミーアキャットの大きさや特徴などについてご紹介します。
ミーアキャットはどれぐらいの大きさになるの?
ミーアキャットの体長は25cm~31cm、尾長は17cm~25cm、体重はオスが626g~797g、メスは620g~969gです。
ミーアキャットの特徴は!?
ミーアキャットは長く柔らかい体毛で被われていますが、お腹周りはまばらに短い毛で被われているようです。
背中は黄褐色や灰褐色、灰白色で暗褐色の横縞が10本ほど入っているのが特徴です。
顔や喉は灰白色、目の周りや耳介、尾の先端は黒くなっているようです。
歯の列は門歯が上下に6本、犬歯が上下に2本、臼歯が上下に6本、大臼歯が上下に4本の計36本の歯があるようです。
ミーアキャットは医師や岩の多い荒れ地やサバンナで暮らしているため、日本の寒い地域は苦手なようです。
ペアや家族など群れで生活し、繁殖は共同繁殖というグループ全員が赤ちゃんを見る変わった子育てを行っているようです。
ミーアキャットは野生で暮らしている時は、昆虫、クモ、サソリ、爬虫類、鳥類、小型哺乳類、植物の茎、芽、根、果物を食べて生活しています。
毒のサソリを食べても大丈夫なのか心配になる人も居るかもしれませんが、ミーアキャットはサソリの毒に対する免疫があるため食べても平気なんだそうです。
ミーアキャットは日本でも飼育されるようになり、1976年に日本平動物園で飼育しているミーアキャットの繁殖に成功し、富山市ファミリーパークで1985年から1991年の間で4回も繁殖に成功しているそうです。
しかし、ミーアキャットはまだ珍し動物のため詳しい生態などは分かっておらず飼育員さんが繁殖を行っても失敗する事が多いようです。
まとめ
今回は、ミーアキャットの大きさや特徴についてご紹介しました。
ミーアキャットは25cm~31cmほどの小さな動物です。
2本足で立つ姿がカワイイミーアキャットですが、体は長い柔らかい毛で被われています。
背中が黄褐色、灰褐色、灰白色をしており、横縞が入っているのが特徴のようです。
ミーアキャットは目の周りが黒く、尻尾の先も黒くなっており、こんなカワイイ姿から日本でも飼育されるようになりました。
動物園などでも観察できる場所もあるので、カワイイ姿を一度は見てみたいですね!