今や、わたし達の生活に欠かせないものとなった風水。
風水には様々な動物が登場しますが、虎も然りです。
虎には、どのような意味があるのでしょうか。
風水では、虎はどんな意味をもっているのでしょうか?
風水では、虎は四神獣の一つであり、武勇を象徴する守護獣という扱いになるほか、子どもを大切に育てることから、家族・子どもを守るという意味もあわせもっております。
ちなみに、風水で言う四神獣とは、中国の神話に出てくる4人の神さまのことを指します。
いわゆる東の青龍・南の朱雀・西の白虎・北の玄武です。
あの徳川家康も、風水に因み、幕府を建都したと言われております。
風水好きな方はよくご存知だと思いますが、実は、風水上では左右が逆になります。
例えば、わたし達が地図を見る時、一般的には右を東と言い、左を西と呼びます。
ですが、風水では、右は西、左は東になります。
ちなみに、南は上になり、北は下になります。
初めて聞いた方は頭がこんがりますが、家の運気アップに風水を用いる場合は、龍の置物を玄関から進行方向に向かって右側に置きましょう。
なぜ、右側に置くのか?
それは、気の流れの特性に則っているからになります。
右側に置く場所がない時は、リビングや部屋の入り口の右側に置いても問題ありません。
時計と反対まわりの巡りをサポートする場所に置くことで、運気を逃さない効果があるとのことです。
では、虎に関してですが、虎の置物は、気の流れが出ていくポイントに置くのが、基本です。
その場所は、玄関から入ってすぐ左側の位置になります。
置く際、必ず、外に向けて置きましょう。
外から入るイヤな気を遮断し、中へ入らないようにしてくれる守衛の役割になるからです。
この置き方を間違えてしまっては、風水の効果が活かされず、意味がありません。
まとめ
風水の左右、上下が逆になる理由は、皇帝の権勢を願うものだったからになります。
観光都市として人気の京都府の地図を想像してください。
左京区・右京区の位置は、実は、地図上の左右とは反対になります。
東山区のある右側が左京区、嵐山のある左側が右京区となっております。
これは、京都御所に住んでいた天皇が南に向いて座った際、左側が東に、右側が西になったためです。
その流れにそって、北は下、南は上と定められております。