皆さんはビーバーという動物をご存知ですか?

そう、ダムを作るビーバーです。

割と大きい動物というイメージがありますが、実はネズミの仲間の齧歯類になります。

ビーバーは歯で木を削ってダムを作りますが、ビーバーの歯はどのようになっているのでしょうか?

ここではビーバーの歯の本数や色についてご紹介します。

ビーバー 動物 歯 色

齧歯類の動物ビーバーの歯の本数は?

ビーバーの歯の本数は合計で20本になります。

そのうち4本は門歯と呼ばれる歯になります。

齧歯類の動物はこの門歯を持っており、門歯は上下に一対ずつあります。

門歯は一生伸びつつける歯で、常に物をかじることによってすり減らす必要があります。

門歯はノミの形をしています。

これは門歯の裏側にはエナメル質がなく、内側が早く減るため、結果としてノミのような形になるそうです。

この丈夫で鋭い門歯を使って、木を切り倒したり、木の皮を上手にはいで食べたりするようです。

この門歯以外は伸びつつけることはないようですよ。

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ビーバーの歯の色は?

ビーバーの歯の色は白じゃないの?と思ってしまいますよね。

実はビーバーの歯の色はオレンジ色をしているのです。

しかもうっすらオレンジ、というわけではなく、濃い目のオレンジです。

オレンジ色なのは片方の表面だけで、裏側は普通に白い色をしています。

このオレンジ色はエナメル質によるもので、ビーバーの歯のエナメル質には鉄分が多く含まれているためオレンジ色になるようです。

他の哺乳類よりも固いものを齧るのに特化しているそうですよ。

先ほど説明したように、ビーバーなどの齧歯類の動物の門歯は、裏側にはエナメル質がないため、裏側は普通に白い色をしています。

また、門歯以外の歯も白い色をしていますよ。

まとめ

いかがでしたか?

ここではビーバーの歯の本数や色についてご紹介しました。

ビーバーは齧歯類の動物なので、その特徴である門歯を上下一対ずつ持っています。

この門歯のエナメル質は鉄分が多く、歯の表側の表面だけオレンジ色をしていることには驚きですね。

遠目から見るとニンジンをくわえているようにも見えますよ。

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