日本で飼えるハリネズミは、「ヨツユビハリネズミ」という種類のみで、かわいい手乗りサイズの大きさに成長します。

ペットとしての歴史はまだまだ浅く、ハリネズミには謎も多く解明できていない病気もあります。

その1つがふらつき症候群です。

ふらつき症候群とは運動失調、麻痺により体が動かせなくなる神経の病気で、はじめに後ろ足を引きずり、やがてそれは全身にまわり寝たきりになってしまいます。

排便困難に陥り多くは1年から2年ほどで、命を落としてしまう怖い病気です。

病気の原因は、遺伝的なものが大きく現在原因不明で症状を遅らせることはできますが、治すことはできません。

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ハリネズミ!ふらつき症候群は予防できるの?

ふらつき症候群は、今はまだ原因不明ですがビタミンやカルシウム不足などの栄養失調、細菌感染やストレスが原因ではないかといわれており、予防として栄養バランスの見直しや運動不足やストレスの解消を、普段から意識しておきましょう。

原因不明の病気なので、これが確実にいいという保証もありません。

今はただ、ハリネズミの健康状態に気を配り、よく観察し治療法が確立されるのを待つしかないのが現状といえるでしょう。

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ハリネズミのふらつき症候群って初期症状でわかるの?

後ろ足を引きずり出したら危険です。

それは初期症状の1つなので、もし引きずりふらふらし出したら病院に行ってください。

ふらつき症候群とは限らない場合もあります。

例えば低体温や低血糖、ケガをしている、栄養失調、脊髄損傷、脳腫瘍など違う病気の可能性もあります。

どの道、早期発見の手掛かりになるので普段から気をつけておき、何かあったらすぐに病院に連れていける状態にしておきましょう。

地方の病院などは、獣医さん自体がハリネズミの治療を行えないこともあるため、近くの病院でハリネズミの受け入れができるところを探しておきましょう。

介護の仕方!

もし自分でうまく食事がとれないようでしたら、手助けをしてあげます。

タオルなどで支えてあげ、食事の補助をしましょう。

寝たきりの場合には、水や餌をスポイトで直接口に入れ与えます。

餌はペーストにしたものを用意してください。

まとめ

ふらつき症候群は治らない病気です。

予防もしくはほかの病気にならないように、普段から健康面に気をつけてよく観察して、すぐに対応できるようにするしかありません。

もしふらつき症候群になってしまった場合は、最後まで責任もって世話をしてください。

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