イノシシだけでなく野生の動物はいろいろな方法を使って捕獲されます。
イノシシは、繁殖力が高くそのままにしてしまうとどんどん増えてしまい水田などを荒らしてしまいます。
年々被害の報告が上がっており、人に襲い掛かるという被害もでています。
そのため、イノシシを捕獲するために止め刺しを行わなくてはなりません。
それでは今回は、イノシシの止め刺しの方法や道具などについてご紹介します!
目次
イノシシを安全に止め刺しする方法は!?
止め刺しの種類についていくつかご紹介します!
銃器を使って止め刺しする方法
止め刺しの中では一番威力が大きく、一発弾のスラッグ弾を使います。
その他にはプレチャージ式の空気銃を使う事もあるようです。
銃器を使用する際には、その銃に応じて「第二種銃猟」や「第二種銃猟」の免許と「銃所持」の許可が必要となってくるそうです。
遠くから止め刺しすることができるので、大型の動物でも安全に行うことができます。
銃器が使用できない場所もあり、人がいる可能性もあるので必ず確認し行わなくてはなりません。
ナイフや槍などの刃物を使用し止め刺しする方法
刃物などを使って心臓や頸動脈を刺す方法もあります。
止め刺しを行う前にハンマーや木の棒で失神させてから刃物で止めを刺すという方法もあるようです。
動いているイノシシに刃物で止め刺しするのは難しく危険なので、ナイフや槍を使う場合には、ロープやワイヤーで保定しておく必要があります。
電流で感電させる方法
自転車やバイクなどに使用される小さなバッテリーを使ってイノシシに接触させて電気を流すという方法です。
電流を使用する場合も刃物を使う時と同じくロープやワイヤーなどで保定した状態でないと使用することはできません。
片方の電極を顔や首などの上半身にあて、もう片方をモモなどの下半身にあてて心臓に電流を流すという方法のようです。
万が一電流が人に触れるなどの事故を防ぐために、電流を用いる場合にはゴム手袋やゴム長靴など電流を通さない服装で行うことをおすすめします!
炭酸ガスなどを用いた化学的な方法
箱罠を用いる場合もあります。
罠にかかったイノシシを専用の箱に入れその中に炭酸ガスを流すという方法です。
そのまま命を尽きさせるという方法です。
イノシシの止め刺しを行う際の道具は!?
鼻くくり
イノシシはアゴに凶暴な牙をもっているため、その牙を封じるための道具です。
一般的な保安具で、イノシシの鼻や首、足にかけることで動きを制限することができます。
引っ掛けたい場所に棒を突き出し、輪っかに入った瞬間にロープを引きます。
ロープ、足錠
イノシシの足を固定し動きを完全に封じることができる道具です。
チョン掛け
くくり罠のバネやワイヤーなどに引っ掛けて動き回るイノシシの自由を制限する道具です。
イノシシの心臓はどこにあるの!?場所は?
イノシシの心臓は前脚から指三本くらい後ろにあると言われているそうです。
慣れていない人だと分かりずらいですが、慣れてくるとすぐにわかるようになるそうです。
まとめ
今回は、イノシシの止め刺しの方法などについてご紹介しました!
止め刺しの方法はいくつかあるということがわかりました。
安全に行える方法は銃器を使って止め刺しするという方法のようです。
イノシシなどの野生動物に近づけば襲ってくる可能性もあります。
そのため、遠くからでも止めを刺すことができる方法なので安全に行うことができます。
イノシシの止め刺しに使う道具はいろんなものがあり、その時にあったものを使用するそうです。
野生のイノシシに止めを刺すのですから、安全に行える方法が一番ですね!