ネズミ算とも言われるように、多くの動物は一度にたくさんの子供を生むことはよく知られていますよね。

しかしカンガルーやコアラなどの「有袋類」に属する動物は、人間をはじめとした、多くの哺乳類が属する「有胎盤類」の体のメカニズムとは大きく異なっていることはご存知でしょうか?

そのため、カンガルーの出産時期や赤ちゃんを一度に生む匹数は我々とはまったく違うのです。

今回はカンガルーの出産の時期と、赤ちゃんは一度に何匹産むのか?

についてご紹介します。

カンガルー 出産 時期 赤ちゃ ん何匹

カンガルーの出産時期は?

カンガルーは妊娠してから出産するまで、なんと1ヶ月程度!

ものすごく早いことが特徴であるとされています!

カンガルーは育児嚢が「赤ちゃんを育てる」という子宮の役割を果たすため、お腹の中では長期間育てることができないそうなのです。

また、カンガルーは環境によって繁殖する・しないを自動的に決定できる機能が備わっており、繁殖環境が整っていない限りは一年中妊娠・出産するとされています。

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カンガルーの赤ちゃんは何匹 産まれる?

動物が一度に赤ちゃんを多数産むことはよくあることですよね。

しかし、カンガルーの場合袋のポケットから顔を出しているのは1匹というイメージではないでしょうか。

そのイメージ通り、カンガルーの赤ちゃんは1匹しか産まれません!

カンガルーはオスメス共に複数の生殖器を持っており、複数で妊娠することが可能なのですが、生まれてくる子供は1匹。

なんと、カンガルーは細胞卵の成長を途中で止めることができるらしいのです。

赤ちゃんが生まれると、胎内に存在している新しい命の成長がストップし、自立してポケットから出ていくと再び成長が始まるという時間差を生み出す機能はまさに神業!

この機能のお陰で、カンガルーは効率よく赤ちゃんを産み続けることができるのだそうですよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はカンガルーの出産の時期と、赤ちゃんは一度に何匹産むのか?

についてまとめてみました。

カンガルーの出産時期は妊娠してからおよそ1ヶ月、一度に一匹の赤ちゃんを産むということがわかりました。

カンガルーは独自のシステムにより、細胞卵の成長速度を調節することが可能だという点は本当にすごいとしか言いようがありませんね!

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