みなさんは、ピューマという動物をご存知でしょうか?

ピューマはトラやヒョウなどと同じネコ科の動物ではありますが、厳密にはヤマネコに属しています。

ヤマネコの中では最大の動物で、世界一と評されるそのジャンプ力をもっています。

しかしピューマ自体はあまり日本では馴染みのない動物なので、今回はピューマの生態について紹介したいと思います。

ピューマ 生態

ピューマの生態とは!?(行動範囲や狩の方法)

ピューマはアメリカ全土に散在的に分布しています。

分布域が広いため体格に差異があり、北に行くほど体が大きくなる傾向にあります。

行動範囲は、平均で直径10kmにも及ぶと言われていますが、メス同士で行動範囲が重なり合うことは多いですが、オスが行動範囲を重ねることはないと言われています。

尿で匂いをつけて縄張りの主張を行いますが、子供を育てるメス以外は巣などを持つことはなく、岩陰などで休みながら行動する習性があります。

行動範囲が広いので、狩も幅広い縄張りの中で行われています。

ピューマは聴覚と嗅覚がとても優れており、敏感に獲物の気配を察知しています。

獲物を見つけたら後ろからこっそりと忍び寄り、一気に襲い掛かります。

獲物は襲われるまで全く気が付かないことが多く、これがピューマの恐ろしいところでしょう。

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ピューマの生態とは(性格)?

人と接触する可能性がある場所にも現れることがありますが、そういったところで生活をしているピューマは、夜行性になる傾向が強いです。

人間との接触を、極力避けて生活しているのが分かります。

むやみに人間におそいかかることはほとんどなく、他のネコ科の動物と違い比較的穏やかな性格であると言えるでしょう。

ただし、ピューマは警戒心が強いため、ばったり鉢合わせしたときには襲い掛かってくる可能性も高いので、むやみに近寄らないことや、背中を見せて逃げないことなどに気をつけ、少しずつ距離を取っていきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ピューマは日本に生息していないので、私たちにはあまり身近な存在ではありませんが、この記事が皆さんの興味の一助になったら幸いです。

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