口が長く特徴的な姿となっているアリクイ。
アリクイは口だけでなく舌も長いです。
今回はアリクイの長い舌について注目していきます。
アリクイの舌はどのような構造になっており、そして舌の力は強いのか弱いのか…。
詳しく見て行きましょう!
アリクイの舌の構造について
アリクイの特徴である長い口、その長い口以上に長い舌がアリクイの口には収納されています。
アリクイの舌の長さは、個体差はありますが最長で60㎝ほどあるのだそう。
この長い舌をうまく口に収納することができるように、アリクイの舌は先端の方がまるまっているんだとか。
アリクイほど舌の長い哺乳類はなかなかいないといえるでしょう。
アリクイの舌の力は強い?
アリクイの長い舌には粘着性の高い唾液と、細かなトゲがついた舌が隠されています。
アリクイの食べるものといえば、名前からも分かる通りアリとなります。
アリを食べるからアリクイとはこれ以上に分かりやすい名前はなかなかないのではないでしょうか。
アリクイはこの粘着性の高い唾液を持つ舌でアリを捕まえ捕食しています。
一度アリクイの舌に捉えられてしまうと、もう逃げることはできなくなってしまうんだとか。
そのため、アリクイの舌の力(粘着力)は強いと考えていいと言えるでしょう。
あれだけ長い舌を、細く小さいアリの巣の中に入れ、舌を伸ばしてアリを捕食していくアリクイ、舌の力がある程度強くないとあのように細く舌を伸ばすことはできないと考えます。
舌を動かすということにも、力が要りますもんね。
よって、アリクイの舌は強いです!
実はアリクイには歯がありません。
アリクイは哺乳類に分類されるのですが、歯のない哺乳類はアリクイ意外にいないようです。
歯がないため舌が強くならざるを得なかったのかもしれませんね。
べろろろーーん。
アリクイの舌は長いのです。 pic.twitter.com/3QGerBRtFN— riepanda (@_riepanda13_) 2016年11月21日
まとめ
今回はアリクイの舌がどのような構造になっているのか、また力は強いのかということについて紹介していきました。
- アリクイの長い口には口よりも長い舌が収納されている
- 長い舌は高い粘着性を持ち小さいトゲがついている
- 粘着性が強く一度捉えると逃がすことができないため舌の力は強い
- 細く小さいとことに舌を入れ獲物をゲットできるのも舌が強いから
いかがでしたでしょうか。
個性的な姿をしているアリクイ、アリクイは動物園などで姿を見かけます。
アリクイを発見した際には、舌に注目してみて下さいね。