動物園でも人気の高いジャイアントパンダ。

その姿や仕草が大きな身体とは一転し、とても可愛いのが人気の理由のひとつではないでしょうか。

知らない人はいないぐらい有名なパンダですが、ジャイアントパンダの歴史はご存知ですか?

日本に来たのは一体いつが初めてだったのでしょうか?

ジャイアントパンダ 日本 最初

ジャイアントパンダが日本に最初に来たのはどこ?

ジャイアントパンダは、一時期「オオパンダ」という和名がつけられ呼ばれていたことがありました。

歴史の始まりは、1869年フランス人宣教師のアルマン・ダヴィドが、現在の中華人民共和国の地元の猟師が持っていた白黒模様のパンダの毛皮を欧米人として初めて発見しました。

それからパリの博物館に毛皮や骨などを送り、そこからジャイアントパンダの存在が知られるようになりました。

中国では狩りも多く、密猟は重罪とされています。

現在では保護センターなどもあり、飼育もされており飼育下も野生も両方存在しています。

人工授精での繁殖は各動物園で行われています。

過去には日本でも行われ、繁殖に成功したものの生後43時間で死亡していることが確認されています。

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人間と同様、繁殖するには母子共に危険を伴いまた、幼獣を飼育するのはとても難しいことでもあります。

日本に初めてジャイアントパンダがやってきたのは、1972年上野動物園でした。

1972年10月28日来園した「カンカン(康康)」と「ランラン(蘭蘭)」。

カンカンはとってもやんちゃで、吊るしたタイヤで遊ぶのが大好きな男の子。

ランランは、丸顔美人と呼ばれたとても美しい女の子でした。

その後、ホァンホァンとフェイフェイが来園し、この2頭の間に赤ちゃんが産まれましたが43時間という短い命で旅立ちました。

そして、トントンとユウユウ、シュアンシュアンとリンリン。

現在上野動物園には、女の子のシャンシャン(香香)、男の子のリーリー(力力)、女の子のシンシン(真真)が飼育されています。

まとめ

日本においてもジャイアントパンダの歴史は長いです。

それだけ親しまれ、人々からも愛される存在なのです。

それぞれの個体に個性があり、見ていても飽きることない愛嬌があります。

色々な動物園で見比べてみるのも面白いです。

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