四国に、タヌキの有名な神社があることをご存知でしょうか?
今回紹介する有名な神社というのは、徳島県小松島市にある金長神社です。
なぜ金長神社がタヌキで有名な神社であるのか、その理由について紹介していきますので、ぜひチェックして下さい。
四国にあるタヌキで有名な神社は金長神社!
徳島県小松島市にある金長神社、金長神社は阿波狸合戦のゆかりの地です。
「阿波狸合戦ってなに?」という人のために説明しますと、阿波狸合戦は江戸時代末期に阿波国(今の徳島県のある地)で起きたと言い伝えられているタヌキの戦争です。
阿波狸合戦については、1910年に刊行された「四国奇談実説古狸合戦」に記されていますので、気になる方はぜひチェックしてみて下さい。
スタジオジブリ作品として知られる、「平成狸合戦ぽんぽこ」こちらは1994年に公開された映画です。
90年代に急速に進んだ都市開発をテーマにして作られた映画で、かわいいタヌキたちが奮闘する姿は子供だけでなく大人も楽しむことができます。
実はこの「平成狸合戦ぽんぽこ」のモデルとなったのが、阿波狸合戦なんです。
そのため金長神社は阿波狸合戦のゆかりの地でもありますし、「平成狸合戦ぽんぽこ」のゆかりの地でもあると言えるのではないでしょうか。(ちなみに舞台は東京でした)
金長神社がなぜ、タヌキで有名な神社であると言われるのか、その理由を分かっていただけたのではないでしょうか。
なぜ金長神社は建てられた?
阿波狸合戦のゆかりの地に建てられた金長神社、なぜ神社が建てられたのかということについてですが、1939年に「阿波狸合戦」という映画が、信興シネマ(のちの大映)より公開となりました。
この映画が公開するまで、映画会社は倒産寸前とやばい状態だったそうです。
しかしこの映画を公開したら大ヒット!
映画会社は持ち直すことができたのです。
そのためその感謝の気持ちを込めて、ゆかりの地に神社が建てられたのです。
金長という名前ですが、これは映画の主人公の名前から来ています。
金長神社には金長の像がありますので、訪れた際には一緒に写真を撮ってみてはいかがでしょう。
まとめ
タヌキで有名な神社、四国にある金長神社について紹介していきました。
- 金長神社があるのは徳島県小松島市
- 江戸時代末期に行われたというタヌキたちの戦争が行われた場所に建てられた神社
- 金長神社の金長は映画「阿波狸合戦」の主人公の名前から来ている
- 金長神社を建てたのは映画を作った映画会社である
いかがでしたか!?
「平成狸合戦ぽんぽこ」とも縁が深い神社だったんですね。
近くに行かれる方はぜひ、寄ってみてはいかがでしょうか。
金長神社は、金運アップのパワースポットでもあるようですよ!