日本国内にもリスの種類は数種類いることが知られています!
名前だけ見ているとなんとなく似通っているリスたちの名前なのですが、具体的にはどのような違いがあるのでしょうか?
今回はシマリスとニホンリス、エゾリスの違いについてご紹介します。
シマリスとニホンリスの違いは?
「ニホンリス」は別名ホンドリスとも言われており、沖縄・北海道を除いた九州、四国、本州に生息しています。
同じように、日本国内で多く分布しているシマリスは「シベリアシマリス」といいます。
シベリアシマリスは尾を含む全長が20~29cm、体重120g前後でアジアやアメリカに広く分布している種類です。
森林や公園など、幅広く生息しており適応能力が高いとされています。
また、冬眠時には穴を掘り地下で生活することや「シマリス」という名前の通り5本の筋が通っていることが特徴です。
ニホンリスは尾を含む全長が30~40cm、体重300g前後とシベリアシマリスに比べて大きめです。
木の上で生活することが多く、冬眠をせずに一年中活発に活動します。
冬に向けてドングリなどの実を、地中に埋めて冬を越す準備をします!
シマリスとエゾリスの違いは?
北海道には固有種が存在し、それぞれ「エゾシマリス」と「エゾリス」といいます。
名前は似ていますが、見た目や生態に大きな違いがあるんです!
エゾシマリスは、シベリアシマリスの亜種であるため生態が似通っております。
シマリス=エゾシマリスという意味で使われることもあるのだとか!
尾を含む全長が23~27cm、体重100g前後で「シマリス」という名前の通り5本の筋が通っていることが特徴です。
木の洞などにも巣を作りますが、冬は冬眠をすることが特徴で、基本的には地上や地下に穴を掘って生活するようです。
一方、エゾリスは尾を含む全長が36~47cm、体重400g前後とエゾシマリスやニホンリスに比べて大きめであることが特徴です。
また、エゾリスは木の上で生活することが多く冬眠をしないため、一年中活動しているようです。
基本的にはニホンリスと生態が似ていますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はシマリスとニホンリス、エゾリスの違いについてまとめてみました。
シマリスとニホンリス、エゾリスには様々な違いがあるということをわかっていただけましたか?
日本には、他にも違う種類のリスが存在します。
ぜひ、違いを調べてリス博士になってくださいね!