皆さんは、猫が草むらの影から鳥を狙っている姿を見たことがあるでしょうか?
もしかしたら、日本で一番身近で肉食動物の本能を見せてくれるのは猫かもしれません。
猫は、狩りが失敗するとわかっていても動くものに惹かれていってしまうようです。
それも自分よりも小さなものに。
コウモリも猫にとっては格好の獲物です。
猫がコウモリを食べてしまったらどう対処すればいいのか、調べて行きたいと思います。
猫がコウモリを食べたら
肉食動物が捕食のために小動物を狩るのは自然なことですが、猫が食べるためにだけではなく、本能的に動くものを狩る狩猟行動があるのは広く知られています。
ですから、猫がコウモリを襲うことは自然な事なのですが、自分の猫がコウモリを食べてしまったら心配ですよね。
結論からいいますと、まず心配ありません。
コウモリから感染する病気として、まず一番に心配するべきは狂犬病ですが、日本では狂犬病は撲滅されているのでまず心配ありません。
次に、コウモリが持っているリッサウイルスは、猫や人には感染しないのでまず大丈夫でしょう。
しかし、コウモリは野生動物です。
どんな病気を持っているかわからないので、自分の猫がコウモリを食べてしまったという疑いがあるなら、すぐに獣医さんに診断してもらいましょう。
自分の猫が、コウモリや他の小動物を食べないようにするには以下のようなことが考えられます。
【避妊、去勢手術をする】
未去勢の雄猫は遠出する傾向がありますので、去勢することによって未然に遠出を防ぎ正確が穏やかになります。
【夜は外に出さない】
野生動物が一番活発になる時間は夕暮れと夜明けの時間なので遭遇を減らすことができます。
【猫の首輪に鈴をつける】
音を出すことで周囲の野生動物に猫が来たことを知らせます。
【室内飼いにする】
これが一番効果的です。
猫は外に出さなくても生きていける動物ですし、室内飼いの猫の方が寿命が伸びます。
そしてもし、自分の猫がコウモリを捕ってきてコウモリが助かりそうなら保護してあげましょう。
獣医さんに診せて適切な指示を仰ぎましょう。
まとめ
猫がコウモリを食べてしまってもあまり心配いらないようですが、やはり獣医さんに診てもらうのが一番いいようです。
そして野生動物に遭遇しないように飼い主が注意してあげましょう。