飼育下の動物にとっては、運動する環境というのはとても大切です。
もちろん、ハリネズミにも運動は欠かせず、ハリネズミを飼う場合はケージの中に回し車を設置する必要があります。
この記事では、ハリネズミが怪我なく安全に回し車を使えるように、調べたことをまとめました。
ハリネズミの回し車によるケガの対策
運動量の多いハリネズミにとって、回し車はなくてはならない存在です。
野生のハリネズミは自由に走り回ることができますが、飼育下のハリネズミはそうはいきません。
心配なのは回し車によるケガですが、ハリネズミが回し車でケガをするのにはいくつか原因があります。
まずは、ハリネズミがまだ幼く、回し車の回転についていけていない事です。
ハリネズミが回し車を回せるようになる目安は、体つきや背中のトゲがしっかりしてくるころと言われています。
ペットショップでベビーを買ってきて、いきなり回し車付のケージに入れてしまうと、自分の体にはまだ早い回し車を興味本位でまわしてしまいます。
思わぬケガに繋がりますので、足腰がしっかりするまではケージの中に回し車を設置しないようにしましょう。
もうひとつ考えられる原因が、ハリネズミが回し車で走りながら排泄をする性質があるため、ホイール自体に、糞が下に落ちるように網目が大き目にとってある場合です。
確かに、糞がホイール内に溜まらないメリットはあるのですが、その穴に足を引っかけてしまいケガをしてしまう恐れがあるのです。
もし、走っている最中に足が引っかかってしまえばケガの原因となります。
ハリネズミの体が小さくひっかかりそうな場合は、回し車にペットシーツを張り付けるようにするのがおすすめです。
そうすれば、穴もふさがりケガの防止になりますし、回し車も汚れずに掃除が楽になります。
こういったメリットやデメリットを考慮し、どんな回し車を使うのかを選びましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回はハリネズミの回し車によるケガの原因とその対策についてご紹介しました。
メリットとデメリットをよく調べて、ハリネズミにとっても、飼い主さんにとっても丁度いい回し車を探してみましょう。