ペットにしたい動物といえば、ワンちゃんネコちゃんが定着していますが、ウサギや亀や猿なんかもペットとして飼っている人は多いようです。
他にも、人があまり飼っていないようなペットを飼う人も増えています。
その中の一つ、ワニをペットとして飼っている、または飼いたいと思っている人も少なからず増えているようです。
危険そうな感じがしてならないのですが、さてワニはペットとして飼うことができるのでしょうか。
そして、ワニのように危険とされる動物を飼うには何か決まりごとがあるのでしょうか。
ワニをペットとして飼うための許可とはどのようなものか?
感じ方は人それぞれですが、ワニ、ときいてどのような印象がありますか。
例えば、子供のおもちゃや絵本などでみるワニは、意外と可愛いイメージです。
しかし、大半の人のイメージでは、危険で今にも噛みつかれてしまうのではないかと、恐怖を感じてしまいます。
ワニは、日本では特定危険動物という危険とされる動物に指定されています。
お気に入りのワニを見つけても、犬や猫のようにすぐに飼えるものではありません。
自治体の許可をもらって、はじめて飼うことができます。
その許可をもらうためには、まずは家庭でのワニを飼うための場所や施設や環境を、しっかりと整えることが先決です。
ワニを迎え入れる準備ができてから、飼いたいワニの写真と申請料を持って、自治体への申請を行います。
どのようなものを準備すればよいか、また申請料がいくらかは、動物保護管理センターや各自治体に確認すると教えてくれます。
申請料は、15000円前後だと予想されます。
ワニは許可をもらわなければ、安易に飼うことのできない動物なのです。
ワニを飼うにあたっては、他の動物に比べ相当の準備や手間を要する分、きちんと責任をもって他の人にも安心してもらえるよう、飼い主は努めなければなりません。
また、許可とは別に、特定危険動物には、個体識別措置を行うことも義務づけられています。
簡単にいうなら、マイクロチップをペットにうめこむことです。
保健所などに相談して、対応してくれる動物病院で入れることになります。
AIPO(動物ID普及保進会議)が管理しているので、確認してみるといいでしょう。
まとめ
ワニは、ペットして一般家庭でも飼うことができます。
しかし、危険な動物なのでしっかりとワニを迎え入れる準備を整わせて、各自治体への届け出と許可が必要となります。
他のペットに比べて大変な準備をしたからには、ワニが我が家にやってきたときの喜びは計り知れないことでしょう。