普段、オニグモに触ることはそうそうないと思います。
ですが、実際に触ったとき、もしくはいることに気付かずに触ってしまったとしたら、噛まれてしまうの!?
そんな疑問を追求してみたいと思います。
オニグモが噛むとどのくらいの痛みや害があるのか?
やっぱり一番気になるのは、噛まれたときの痛みです。
個人差はありますが、日本のクモの中でオニグモは強い部類に入るそうです。
オニグモのメスの成体は噛む力がオスよりも強く、場合によっては声を上げるような鋭い痛みが患部に走り、患部の腫れ、ただれや疼きが数時間も続くことがあるといいます。
しかし、クモの毒はごく浅い皮膚の表面にしか残らないので、よっぽどでない限り医療機関に行くことはないと思います。
数日経過しても、腫れが引かない、逆に酷くなっている場合には皮膚科や救急病院に行くことをお勧めします。
そして、日本では、コマチグモ類に噛まれた際の痛みが特に強いという記録があります。
そして、毒性はオニグモの毒は昆虫の神経伝達に著しい効果を示す毒であり、人体に害をもたらすことはほぼないという報告があるそうです。
ただ、オニグモも含めて全種のクモの毒にアナフィラキシーショックの可能性が、少なからずありますので、絶対に問題ないと言い切ることはできません。
あくまで、オニグモに噛まれて重症化した例がまだ報告されていないということに過ぎません。
まとめ
ここまで、オニグモについて調べてみましたが、どうしても苦手、もしくは噛まれて疎ましい場合には、悲しいけれどクモ用の殺虫剤を使用するのも仕方ないと思います。
余談ではありますが、もしも噛まれた患部が酷く腫れて、その噛んだクモが猛毒を持つクモだったとしたら、出来ればそのクモを生きた状態で捕獲して、どうしても無理ならせめて写真を撮っておいてみてください。
それを医療機関に持参するなどすれば、役に立つかもしれません。
もしかすると世紀の大発見?
と、なれば噛まれたことも悪いことではなかったと思えるかもしれません。
まぁ、噛まれないに越したことはありませんが。