ラーテルはギネスブックに「世界一怖いもの知らずの動物」と登録されているくらい、様々な動物に果敢に戦いを挑んでいく動物だとご存知でしょうか?
見た目はアナグマに似ており可愛らしいのですが、意外に凶暴です。
ではそのラーテルの生態について調べてみました。
最強の動物 ラーテルの生息地
ラーテルは、アジア大陸やアフリカ大陸の熱帯と温帯に属するサバンナや乾燥した草原、砂漠、森林や湿原にも生息しています。
また標高4000mでも生息している事が確認されていることから、様々な場所に順応できる動物だと言えます。
ラーテル 生態
ラーテルはネコ目イタチ科ラーテル属に分類され、全長80cm~110cm、体重は10キロ前後です。
見た目はアナグマに似ていて、頭部から尾にかけて白い毛で覆われており、ほかの部分は黒い毛に覆われています。
ラーテルは夜行性のため、日中は洞窟や岩の隙間で寝ている事が多く、夜になると活発に行動します。
夜になると行動範囲は広く、一日にオスは25km、メスは10kmほど移動すると言われています。
オスは縄張りがありますが、行動範囲が広いため、ほかのオスと縄張りが被る事もあります。
ラーテルはライオンにでも果敢に戦いを挑んでいきますが、背中に柔軟な皮膚を持っており、ライオンのするどい爪の攻撃も貫通する事はありません。
またラーテルは危険を感じると臭線から臭い液体を噴射することがあり、動物たちは逃げ出してしまいます。
そしてラーテルの好物ははちみつです。
日本では漢字表記で「蜂穴熊」とされています。
雑食なので何でも食べますが、好物ははちみつのようで、蜂の巣を襲って食べているようです。
ラーテルさんのハチミツべろべろ動画。べろべろ中はおなか触っても怒らない pic.twitter.com/B8xJBF1eED
— おなかイタいさん (@haraitasan) August 22, 2018
まとめ
ラーテルの生態についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
見た目は小型ですが、百獣の王ライオンに果敢に戦いを挑み、とても獰猛です。
しかし、はちみつが大好物なところは可愛らしいですよね。
ライオンにも戦いを挑み、様々な環境の中で生息できるラーテルは動物の中で最強と言えるのではないでしょうか?