小さいコロコロの体に、トゲトゲの針をまとったハリネズミ。
日本で飼育可能な種は、アフリカハリネズミ属に分類される「ヨツユビハリネズミ」といいます。
ハリネズミは何でも飼育して良いわけではなく、認められているのはこの一種だけです。
ペットショップでよく見かけるようになりましたが、生態は知らない人も多いかと思います。
ハリネズミって鳴くのかな?
どんな鳴き方なのか調べてみましょう。
ハリネズミの赤ちゃんは鳴く?
ハリネズミは色々な鳴き方をするんです。
感情によって様々な声を発する動物であり、それは赤ちゃんの頃から始まります。
しかし、赤ちゃんの頃の鳴き声は大人になると聞けなくなるので貴重です。
赤ちゃんハリネズミは「ピーピー」「ピピピ」と小鳥がさえずるような声で鳴きます。
母親ハリネズミを呼ぶときに鳴くことが多いのですが、安心しているときや、お腹がいっぱいのときに聞くことも出来ます。
このさえずり以外は、あまり良くないときが多いので注意が必要です。
鼻を鳴らすように「シュッシュ」「シューシュー」など、鼻から勢いよく息を吐き出しているときは不満を感じたり威嚇。
リラックスしていたり、眠る直前に触ろうとしたり邪魔をすると、この声を発することがあります。
ストレスがかかっているので、そっとしておきましょう。
「キーキー」「ギーギー」「キューキュー」「グエーグエー」など。
これらは、激しい苦痛や恐怖を感じているときです。
ハリネズミにとって緊急事態なので、何が原因なのかすぐに確認し取り除きましょう。
「フッフッ」と短めの間隔で息を吐き出しているときは、警告です。
背中の針を立てながらこの声を出していたら、挑発や警戒、威嚇が考えられます。
この場合もすぐに原因をみつけ、取り除きます。
一時的ではなく、なんらかの声がずっと出ている場合は病気の可能性が高いので、病院で診てもらいましょう。
まとめ
基本的に静かな動物ですが、鳴き方は特徴的。
理解しているとコミュニケーションが取れたり、今どういうことを思っているのかわかってあげることが出来ますね。
人間になつくということが無い分、より理解してあげることが必要です。
病気なども素早く察知できるので、生態を知って大切に育ててあげましょう。