目の見え方というのは、動物たちが生き延びていくためにそれぞれに特化した視界を持っています。
例えば、夜行性の動物なら暗闇でも良く見えるようになっていたり、遠くの獲物を狙う動物は遠くが見えるような目を持っています。
なので、我々人間と動物とでは物の見え方が異なります。
では、狼の目はどのように周りが見えているのでしょうか?
今回は狼の目の見え方について紹介します。
狼の目の見え方はどのようになってるの?
狼の目の見え方ですが、調べてわかったことは、視野が約360度あるということです。
それ以外で狼の目の見え方について調べてみましたが、確信できる情報がなかったので、狼に似た犬の目の見え方について紹介したいと思います。
犬の目の見え方ですが、人の視力でいうと0.2~0.3であり視力が低いです。
ですが、犬は嗅覚と聴覚が優れているので、視力が悪くても行動ができます。
視力の悪い犬は、色の認識が苦手と言われています。
赤やオレンジは暗めのねずみ色に見え、緑と黄色はくすんだ黄色、紫と青は青色に見えています。
特に赤と緑の色の色別が苦手と考えられています。
視力や色の認識が苦手な犬ですが、暗闇の中では平気で歩くことができます。
なぜなら、犬の目は人間が暗闇で必要とする光の量1/4という少ない量でも、光を増幅させることができるので、暗闇の中でも通常の視界にすることができます。
犬は薄明薄暮性という暗闇の中でも獲物をとらえることができていた動物の進化であるため、現在の犬が暗闇でも通常の視力で物が見えるのは、犬の目が発達したからだと言われています。
そして、犬の目にはタペータムと言われる光の増幅装置のような仕組みがあるので、少しの光でも周りを見ることができます。
このタペータムは狼の目にもあるため、狼と犬はもしかしたら同じ見え方をしているのかもしれません。
他にも、色の認識や視力も犬と似ているのではと思います。
なので、狼の目の見え方は、犬の目の見え方にとても近いかもしれません。
まとめ
狼の目の見え方は、視野が360度見えるということだけがわかりました。
狼に似た犬の目の見え方はわかったので、もしかしたら狼も犬と同じ見え方をしているのかもしれないと思いました。
いつか、狼の目の見え方について知ることができるということを、これから期待したいです。