イノシシとブタってシルエットが同じですが、仲間なのでしょうか?
うすうす似ているなと思った方は多いのではないでしょうか?
また、交配は可能なのでしょうか?
イノシシとブタの交配は可能!?
たまに、巨大なイノシシをニュースなどで、見かけることがありますよね?
あれこそが、イノシシとブタの交配の結果なのです。
その個体は「イノブタ」と呼ばれて広く認知されています。
聞いたことある人も多いのではないですか?
アメリカでも注目度が高く、「メガホッグ」、「ホグジラ」と呼ばれています。
ホッグとは、ブタのことです。
「ホグジラ」は「ホッグ」と「ゴジラ」をかけています。
イノシシは元がブタなのですね。
ブタはイノシシの家畜版と考えて良いでしょう。
ブタは食用に特化した状態で、飼育されていますので肉の部分が多いのです。
この「イノブタ」は、個体のサイズとしては、大きくなる傾向にあるようです。
ブタが大きいのがその理由で、巨大なイノシシは「イノブタ」と考えられています。
オスであれば300kg以上あるものもいるようです。
イノシシは、普通このサイズのものはいませんので、ブタの大きさが遺伝していると考えられます。
「イノブタ」は、日本では人工的には1970年代に交配したのが最初であると言われています。
食用として、繁殖させたのが始まりです。
イノシシとブタの最も大きな違いは、繁殖力です。
イノシシの繁殖期は、年一回、イノブタは、年中繁殖できます。
イノブタの繁殖力はイノシシの5倍と言われています。
雑種は強いですね!
北海道、本州、四国、九州の局所的ではありますが、イノブタの存在が確認されています。
また、最近で福島でもイノブタによる畑荒らしの被害が確認されています。
まとめ
「イノブタ」というワードが出てきましたが、イノシシとブタは交配可能ということがわかりました。
イノシシ自体が元がブタだということで、それほど違和感のある交配ではないような気がしますね。
体重が300kg以上になると、家庭にあるグランドピアノ以上の重さですので、相当大きいことがわかりますよね。
出会ってしまったときは逃げたりせず落ち着いて、行動しましょう。