まず「ハリネズミは湿度に弱い生き物」であることを深く胸に刻み込んでください。
それではハリネズミについて詳しくお話します。
ハリネズミは湿度や温度の調整をしっかり行えないと“夏眠”や“冬眠”をしてしまいます。
この状態とはハリネズミにとっては良い環境を提供しているとは大変言いづらいです。
もしかしたら危険にさらされることになるかもしれません。
なのでハリネズミを飼育するためには湿度管理が最も重要だったのです。
そのような対策がとれているだけでハリネズミは安心して暮らすことができます。
そんなハリネズミの飼育に欠かせない湿度の上げ方や下げ方について公開していきます。
ハリネズミの湿度管理に必要なものは!?
エアコンや除湿機は必須なのですが、ケージの種類も大きく関わってきます。
ケージの場合、金網だと夏は風通しがいいため湿度は最適な状態になると言えますが、冬場はそうはいきません。
冬場は湿度管理に気をつける必要があります。
また風通しを気にしすぎて幅が3cm以上の金網にしてしまうとハリネズミが脱走してしまいかねません。
ケージを大きくしロフトなどを設置してしまうともしかしたらハリネズミが転倒してしまいかねませんので、ケージの種類にはこだわることが肝心です。
そしてエアコンに関しては夏場や梅雨の時期は湿度が60~70%を超える日にはエアコンを付けっ放しにして問題ないです。
一方の冬場と言いますと、乾燥がちとも言われているのでエアコンを付けていても湿度が高いままと言う状況が多いです。
しっかり確認しましょう。
また除湿機ですが、除湿機があると梅雨の時期に湿度が高まり90%以上の場合でもなんと、除湿機を使えば50%までに下げることができたのです。
除湿剤をケージの周りにたくさん置くことも湿度対策の一つの手ではありますが、ハリネズミにとって適した環境を整えてあげるためには除湿機の購入も検討する価値はありそうですね。
ハリネズミを飼育する為の湿度の上げ方や下げ方は!?
最初に“湿温度計”を準備することを忘れないでください。
ハリネズミの飼育には“湿温度計”は欠かせません。
ハリネズミに適した湿度は40%までと言われており、適温は26度前後と言われています。
そして湿度の上げ方、下げ方ですが“ケージの置き場”に気をつけると良いでしょう。
例えば「夏場は部屋の窓から遠い場所」、「冬場はエアコンの風が直接当たらない場所を避ける」など工夫して湿度を上げ下げできたら良いと考えます。
まとめ
ハリネズミを飼育する環境の湿度の上げ下げはあなたの工夫次第で何とでもなることがわかったかと思います。
“湿温度計”の設置を忘れずハリネズミを大切に飼育してあげてくださいね。