モモンガはまだペットとしての歴史は浅いほうで、飼育などに関する情報も少ないのが現実です。

種類によって性格も色々ですが、臆病で繊細な面を持っているといわれます。

一番よく飼われているフクロモモンガについては、集団生活を好みおとなしい性格、人にも慣れやすいということで、よく世話をしてスキンシップをかかさないようにすることで、強い絆を作ることもできるでしょう。

懐くまで、毎日根気強く優しく接してあげるのがいいですね。

また、飼育していて一番気になるのは健康面ではないでしょうか?

ここでは、モモンガの目の病気についてご紹介します。

モモンガ 目 病気 白い

モモンガに多い目の病気とは!?

モモンガは大きく張り出したまん丸な目をしており、夜行性でわずかな光なども感知することができたり、動体視力も優れているようですが、色覚はあまりよくないといわれます。

目に関する病気としては角膜炎や白内障が挙げられ、大量の目やにや涙が止まらない症状等が確認されたら早めに病院へ行くのがいいでしょう。

角膜炎の原因としては、他の個体とのケンカによる傷や敷材など異物の混入、乾燥やアレルギー等が考えられます。

白内障の原因には、遺伝によるものや栄養不足、若年性や老齢性のものなど色々な側面がありますので、適切な治療をすることが重要です。

角膜炎は治療により完治も可能ですが、白内障は病気の進行を遅らせる程度の治療となるため完治が難しく、失明の可能性も高い心配な病気といわれます。

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モモンガの目が白いのは病気!?

モモンガの眼球が白くなっているのは病気なのでしょうか?

実は、白内障を発症した場合、眼球の水晶体の部分が白濁してくるそうです。

原因は大きくわけて先天性と後天性の2つに分けられますが、後天性の原因には栄養バランス不足などが挙げられ、具体的にはビタミンA欠乏症に起因するものや、糖尿病の合併症状などが影響することもあるということです。

また遺伝性白内障といって先天性要因が大きいものもあります。

これはフクロモモンガの母親が脂肪分や糖分の多いエサを食べ続けた場合に、白内障の子供が生まれる確立が高いということなのですね。

治療法としては、ビタミンAを補給できる食餌療法や点眼薬投与になりますが、完治にいたることはほぼないばかりか、最悪の場合失明する可能性も高いでしょう。

まとめ

モモンガは活動のほとんどを視覚に頼っているため、目の機能が低下するのは著しく行動範囲を狭めることになるでしょう。

目が白くなるのは白内障である恐れがありますので、日々の観察と迅速な対応を心がけることが大切になりますね。

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