ワニときくと、見るからに噛みついてきそうなとても危険な臭いがします。

大きな目で大きな口で、岩のような固そうな体つきです。

そんなワニとは見た目もイメージも真逆なカワウソですが、カワウソがワニを捕食するなんてことがあるのでしょうか。

反対に、ワニがカワウソを捕食というのなら、少し理解ができそうにも思います。

では実際には、どうでしょうか。

ワニはカワウソに捕食されてしまうことがあるのでしょうか。

ワニ 捕食 カワウソ

ワニがカワウソに捕食される?

野生のカワウソは、川で暮らしています。

泳ぐのが上手で、ほとんど水中にいて可愛い顔をちょこっと水面にだしては、周りを観察します。

ワニもまた、熱帯の川辺で生活しています。

もちろんどちらも、陸にあがっての行動もとることができます。

そして、共に肉食動物です。

次に種類なのですが、カワウソにもワニにも沢山の種類があります。

どちらも野生のものは、日本では見ることはできません。

カワウソは、動物園やTVでみかけると小さなイメージがありますが、体長140センチ体重30キロといった大きな種類もあり、その名もそのまま、オオカワウソといいます。

どうやら、このオオカワウソがワニを捕食しているようです。

とはいっても、相手はワニです。

種類にもよりますが、小さなワニでも平均1メートル強、大きなワニなら平均5メートルの体長です。

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ところが、オオカワウソは食欲旺盛で、とにかくよく食べます。

そして、歯が鋭くて非常に強く、生き物の骨でもかみ砕いて食べてしまいます。

そのうえ体力も強く、体力には持続性があります。

ワニは、持久力がありません。

そこでオオカワウソは、それを知ってかしらずか、ワニに対しての秘策を使って挑むようです。

まずは、押さえつけてワニを暴れさせて疲れさせます。

ワニは持久力がないので、そのうち暴れることも攻撃することもできなくなってしまいます。

その結果、ワニは動けなくなってしまうのです。

動けないワニは、もうオオカワウソの手の内です。

ワニの持久力のなさと、オオカワウソの異常なまでの食欲と体力により、ワニはオオカワウソに捕食されてしまうのです。

 

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384. #peru #イキトス #動物園 #オオカワウソ #イタチ科

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まとめ

一見強そうなワニですが、持久力のなさが災いして、カワウソの中でも最も大きくて体力が長続きするオオカワウソに、捕食されることがあります。

これは、ワニの力が決して弱いわけではなく、オオカワウソの策略と異常な欲の力が見事に発揮されたことにより、まねいた結果といえるでしょう。

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