ヤギのことを沖縄の方言では「ヒージャー」と言うそうです。

沖縄では昔から、質素な餌で飼育できるヤギを貴重なタンパク質として食べる文化があり、今でも庭先で飼っている家庭があるほどです。

山羊汁は郷土料理で、お祝いの席には欠かせない特別な料理であり、正にヤギは身近な食材なのでしょうね。

めでたいごちそうの山羊汁、地元沖縄だとお店で食べたら1杯1000円以上の高級料理らしいですよ。

そんな山羊汁の栄養価や効能、それから食べる時に気を付けたい点などを調べてみました。

山羊 汁 効果

山羊汁の栄養効果と注意点

山羊は、低カロリーで栄養が豊富に含まれているヘルシーフードであり、女性には嬉しい食べ物です。

山羊の肉は赤身が多く、高タンパク質で低脂肪、ナトリウムやタンパク質、コレステロールに鉄、亜鉛、リン、カリウムと様々な成分が入っていてダイエット食品とも言われています。

山羊料理はヒージャーグスイ(ヒージャー=山羊 グスイ=薬)と言われ、スタミナ・滋養強壮食として食べられていて、薬膳でもあるのですね。

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さて、山羊汁の話ですが、そもそも山羊汁は、味付けは薄めか味をつけずに作り、食べる時にそれぞれが塩やショウガ、ヨモギをいれて味を調整して食べるものです。

濃厚で脂分の多いスープ、肉はしっかり煮込まれていて骨から簡単に外れるくらい柔らかいのだそうですね。

ただし、かなりの山羊臭さで、部屋の中、食後の口の中まで臭いが漂うらしく、沖縄の人でも苦手な人は食べられないとのこと。

山羊汁は健康的な食べ物ですが、高血圧の方は食べる時に塩分を少なめにしたほうが良いかもしれません。

真偽の程はわかりませんが、琉球大学の農学部が研究発表しているそうですよ。

ヤギの肉や脂身が血圧を上げるわけではありませんが、料理を作るときにも塩分を使い、食べる時にも塩分を足すため、血圧が上がる要因となりますのでご注意を。

まとめ

今回は山羊汁について簡単にお伝えしました。

栄養や効果が多く、お祝いの席でも振る舞われる食べ物だということですね。

まだ食べたことにない方は、沖縄に行く機会があれば是非一度食べてみてはいかがでしょうか!

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