オニグモは家の周りで結構見られるので、ご存知の方も多いと思います。

それに、1メートル程の大きな巣を作るので、驚く人も多いと思います。

基本的に害はないのですが、大型のクモであることから嫌われがちです。

中には毒があるとまで言われることがあるのですが、本当に毒があるのでしょうか?

今回はオニグモの毒について詳しくお話します。

オニグモ 毒

オニグモの毒で人体への影響はあるのか?またオニグモ以外に毒のあるクモは?

では、オニグモには毒があるのでしょうか?

オニグモに限らず、クモ全般に言えることなのですが、獲物を捕まえるための毒は微量であっても必ず持っているといいます。

クモの巣に捕まった獲物を麻痺させるために、少なからず毒を持っています。

しかもオニグモは大きいため、噛まれたという報告があるそうです。

人体に影響を及ぼすような毒ではなく、日本において死亡例はまだありません。

ただ、オニグモは、大きさから言っても、普通のクモより大きいので嚙まれる可能性があるので気を付けなければいけません。

まず、危害を加えなければ、噛まれる可能性は極めて低いと言えるでしょう。

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さて、それではオニグモ以外のクモで強い毒性を持つクモは、日本に存在するのでしょうか?

実際に、オニグモとジョロウグモに噛まれた経験のある方のお話ですが、子供の頃に捕まえたのを握っているうちに噛みつかれたそうなのですが、噛まれたあとは赤くなってしまい、強いかゆみと腫れでしばらく続いて辛かったそうです。

人体に影響するほど強い毒を持っているクモを毒グモと言いますが、これには決まった基準のようなものはありません。

セアカゴケグモやクロゴケグモのように、毒の成分自体が人体に対して相性が悪くてよく効いてしまうタイプや、トリトリグモのように毒の成分自体は普通でも、大きくて毒液の量がかなり多いタイプが毒グモと呼ばれているようです。

日本に古くからいるものとしては、カバキコマチグモがあります。

ススキなどの葉を、ちまきのように折って巣を作る器用なクモで、ゴケグモ類と比べると毒の成分は弱く、命にかかわるようなことはありませんが、かなりの重症になることもあるということです。

まとめ

そういえば、日本には四季がありますので寒い冬に越冬できるほど強くなければ、毒グモは生き残れないと言われています。

それを聞けば少し一安心です。

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