皆さんは馬のたてがみのお手入れ方法をご存知ですか?

馬にとってのたてがみは、私たち人間でいうところの髪の毛やヒゲにあたります。

髪の毛の手入れをすると綺麗になって気持ちが良いですよね。

それは馬も同様で、たてがみの手入れはこまめに行うことが大切です。

では、肝心のたてがみの手入れ方法とは一体どのようなもので、何に注意したらいいのでしょうか。

馬 たてがみ 手入れ

馬が喜ぶたてがみのお手入れ方法と注意

馬は生活をしている中で牧草などの大きなゴミ、細かな塵や砂などのゴミがたてがみに絡まっています。

そのため、一度に綺麗にしようするとブラシで毛をとかしきる前にゴミが引っ掛かり、たてがみを引っ張ってしまいます。

なので、一度で終わらせようとせず、まずはたてがみに絡まっている大きなゴミを取り除きましょう。

それが終わると、次は毛の間に挟まった砂を取り除くように、丁寧にブラッシングをします。

付け根から毛先に向けてブラシを下ろしていくと毛が絡まりやすいので、ブラッシングは毛先からほぐすように行います。

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大まかなゴミを取り終わると、次はたてがみを軽く水洗いし、シャンプーを行います。

人間用のシャンプーに含まれている成分は馬にとって洗浄力が強すぎるため、皮膚の荒れや乾燥の原因にもなります。

馬用のシャンプーが販売されているので、そちらを使うようにしてください。

たてがみを洗う際の水温は、自分の手にかけてみて心地の良い温度が適切です。

熱すぎたり冷たすぎると、馬の身体に負担がかかってしまいます。

また、真夏の時期以外は水洗いを避けましょう。

シャンプーを終えたあとは、濡れたまま自然に乾燥するのではなく、タオルで水分をふき取り乾かしましょう。

濡れたまま放置をしておくと、風邪などの体調不良の原因となります。

また、たてがみがあまりに長くなりすぎている場合は、梳きばさみなどで毛のボリュームを減らし、適切な長さにカットすることもあります。

まとめ

ブラッシングにシャンプーと、ひと手間掛けてたてがみを整えてあげることにより、馬との距離も近づきます。

また、直接馬と触れ合うことにより馬のコンディションの確認にもなります。

たてがみのお手入れはただ綺麗にするだけではなく、馬とのコミュニケーションを交わす大切な時間なのかもしれませんね。

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