農家の間では、たびたび問題になる農作物を荒らす害獣が、何種類かいます。

その中にたぬきも、含まれています。

たぬきは雑食性のため、農作物の種類を選ばず荒らします。

夜行性のため日中捕まえようとしても、姿を現しません。

ではどのように、スイカをはじめとする農作物を守ればいいのでしょうか。

たぬき スイカ 農作物

スイカなど農作物を荒らすたぬきの生態とは?

たぬきは山間部にいると思われがちですが、都心など住宅街にも生息しています。

住宅街では、農家とは違った被害があります。

1番の特徴は雑食性です。

木の根、皮から昆虫、爬虫類、哺乳類、死骸まで食べることが出来ます。

この幅広い雑食性により、生息範囲は多岐に渡ります。

農家でも農作物の種類を選ぶことなく荒らします。

では農家でのたぬきの被害、スイカなどの農作物の荒らしにどのような対策があるのでしょうか。

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スイカ以外の農作物もこれでたぬきから守ることができる!

1番簡単なのは、たぬきが苦手をするクレオソードを畑の周囲に撒くことです。

これでも被害が出てしまう場合は、有刺鉄線を張ります。

有刺鉄線のデメリットは、労力がクレオソードよりかかることですが、メリットは鉄線を張る高さを工夫することで、たぬき以外の害獣の被害も防ぐことが出来ます。

たぬきは頭がいいので、少しの隙間でも見つけて畑に入ってきます。

有刺鉄線を張ってもたぬきの被害が出る場合は、有刺鉄線が緩んでいる箇所、隙間が出来ている箇所がないか確認しましょう。

いくつかの対策を併用してみるのもオススメです。

まとめ

1玉数千~数万するスイカなど、1晩でたぬきに荒らされてしますのは、とても悔しいことです。

たぬきを農地に近づけないことがベストですが、あまりにひどい場合には捕獲という方法も考えなければなりません。

人間とたぬきが、良い距離で共存できるように、人間がたぬきの習慣や機転に先手を打って対処できることが理想です。

農作物が実る前からご近所で情報を共有したり、すでに荒らされていないか見回りをしたり、日々小さな変化を見逃さないようにすることで、先手を打つことが出来ます。

他の農家で被害が出た、畑に足跡があった、など必ず予兆はありますので農作物を害獣から守るためにも、人間から行動することが必要です。

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