リスと言う動物は冬眠をするのか、しないのか、あまり知られていないと思うのですが、リスの中で唯一冬眠するのはシマリスだけなんだそうです。

シマリスの冬眠自体、詳しいことは解明されていないのが現状ですが、最近色々な研究を通して、分かって来たことも多く、シマリスを飼育する際には是非知っておいて頂きたいです。

冬眠と寿命には何らかの関連性があるそうで、これを知らずに飼育した場合、シマリスの寿命や命に係わる危険性が大きくなるようです。

シマリス 冬眠 寿命

シマリスの冬眠回避で寿命を延ばそう!?

シマリスが冬眠に入ると、活動時の時と比べて、体温が5度前後まで低下し、呼吸、脈拍数共に大幅に激減するそうです。

エサがほとんどない時期、無駄にエネルギーの消費を行わないように、「省エネ」モードに入るため、この省エネモードに入るか入らないかで、その後のシマリスの寿命にも微妙に影響するようです。

外気温が10℃を下回ると冬眠モードに入るそうなので、ヒーターなどで常に20℃前後に落ち着かせることで、冬眠を回避することができるでしょう。

冬眠中のシマリスは、まるで寿命を終えたような冬眠中のシマリスの体温は5℃位ですから、非常に低いですので、一見したところお亡くなりになったのかな?

と思う方もいるかと思います。

飼い主が、シマリスはお亡くなりになったと判断して、すぐに埋めてしまった、という事例も少なからず存在しているそうです。

冬眠中のシマリスは絶命時と違って、硬直とかありませんので、勝手に寿命で亡くなったとか思わないようにしましょう。

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シマリスは冬眠しない方が寿命は延びる!

野生のシマリスとは環境が異なる飼育されたシマリスにおいては、冬眠はしない方がよいと言うのが、一般的な飼い方のようです。

なぜなら、冬眠をすると、シマリスの体に大きな負担がかかり、生命維持のために命懸けの行為となるからです。

飼育下のシマリスは寿命を延ばす意味でも、そのような大きな負荷は背負わしたくないですよね?

寿命を少しでも長くしたいのなら、冬眠は避けたほうが無難と言えるでしょう。

まとめ

シマリスを飼っている方は、冬眠をさせる派とさせない派に分かれるようです。

冬眠をさせない場合、脈拍数や呼吸数も多めのため、いわゆる生き急ぎ状態と言えるでしょう。

一方、冬眠をさせると、呼吸や脈拍が大幅に減るため、冬眠させない場合と比べ、比較的長生きになるようなので、シマリスの寿命を意図的に延ばしたい方は、冬眠させることをおすすめ致します。

飼育方法としてはどちらでもよく、飼い主の好みですが、どちらかと言えば、冬眠させないで飼育したほうが、シマリスにとってはリスクが少なくて済むでしょう。

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