日本ではまだあまり存在を知られていないプレーリードッグは、知らない生態ももりだくさんです。

小動物とくくってしまうのは簡単ですが、どんな暮らしをしているのか?

特徴的な動きは?

よく知らないプレーリードッグの生態に迫っていきます。

プレーリードッグ 生態

気になるプレーリードッグの生態

プレーリードッグはリス科に属する動物です。

名前の由来はプレーリーと呼ばれる草原に生息していることと、鳴き声が犬のようだから。

リス科であるにもかかわらず、プレーリー「ドッグ」と呼ばれるのはこれがゆえんです。

群れで生活することが基本で、主な活動時間帯は昼です。

身を隠すところの少ない草原地帯には天敵があまりにも多く、プレーリードッグ自身に戦うちからはないため、かわりに警戒心が非常に強いです。

天敵が近づくと、すかさず警戒の鳴き声を発し、仲間たちは一目散に巣穴に飛び込んで身を守るのです。

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プレーリードッグは一夫多妻制で、家族はオス一匹と複数のメスで構成されています。

巣穴で複数の家族が集まり共同生活をするようなイメージで、集団を形成して暮らしているのです。

巣穴の広さは非常に広大。

深さ約5メートルのところにトンネル上の穴をどんどん拡張していくのです。

主なエサは根っこや樹皮などで草食動物です。

水分については、植物を摂取するさいに内包された水分を一緒に摂取しているため、別途で飲む必要はありません。

プレーリードッグは複数の家族がひとつの巣穴で共同生活を送る(テリトリーはありますが)ほかにも、社会性が高い動物として評価されています。

そのひとつがキスによるコミュニケーションです。

挨拶代わりにキスをしたり、ハグをしたりします。

まるで人間同士が親睦を深めるさいのコミュニケーションに似ていますね。

まとめ

プレーリードッグは私たちにも通じる「社会性」を持った動物というてんで注目されています。

ほかの動物もコミュニケーションをとることはありますが、親愛の意味としてのキスやハグ、そして鳴き声による日常会話をする点はほかの動物にはそうそう見られない特徴です。

群れをつくって行動するだけにとどまらない、プレーリードッグ社会の個性が見えています。

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