犬の散歩には欠かせない小さい手提げ袋の中身は、みなさん言わなくてもわかると思います。

糞の処理は飼い主の義務であり、マナーと言えます。

もっとも、自分の可愛い愛犬の世話をする事は、飼い主にとっては面倒な事ではありますが、可愛い愛犬とのコミニュケーションの一つと取らえている人も多いはずです。

しかし、もしもあなたがペンギンを飼うことになり、気晴らしに散歩に連れて行こうと思い立ったとします。

恐らくあなたは町中の人気者になるのと同時に、町中の人から嫌われる覚悟が必要です。

そのわけは、ペンギンの糞に隠されています。

いったいペンギンの糞に、どんな秘密が隠されているのでしょうか。

ペンギンの糞が嫌われる理由をご説明いたします。

ペンギン 糞 色

ペンギンの糞の色とは?

歩いていると突然頭のうえに不思議な違和感を感じ、見てみたら鳥の糞だった!

という事はありませんか。

その色は恐らく白っぽいものだと思います。

それは、正確には鳥の尿です。

鳥の尿の成分である尿酸は、タンパク質の代謝の後に出るものですので、肉を多く食べる鳥ほど、多くの白い尿酸を出します。

ペンギンも多くの尿酸を出しますので、白い成分が多いと言えます。

ちなみにこの尿酸は『グアノ』と呼ばれ、雪を溶かす特徴もある為、ペンギンの周りだけ雪解けが早い特徴もあります。

そして、白以外の便の色ですが、これはそのペンギンが良く食べるものの色に変化をします。

よく、ペンギンの糞はピンク色をしていると言われるわけは、餌になるオキアミの色となります。

その為、オキアミのようなエビを主食ししているペンギンは、白とピンクをかき回したような色になりますし、水族館で飼育されているような冷凍アジを食べているペンギンは、白と茶色を混ぜた色をしています。

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また、緑色の場合もありますが、それは鳥類に見られる現象で、その緑色は胆汁の色が染み出している色です。

そして、もし、ペンギンを散歩に連れて行ったとして、なぜ嫌われるかというと、それはペンギンの糞の仕方に関係があります。

ペンギンの糞をだす圧力がとても強く、飛び出すと40cmは飛び出します。

人間の昭和の子供が、雪の上にオシッコを飛ばしてどれだけ遠くに飛ばせるかを競っていたように、糞を思い切り遠くに飛ばすのです。

かわいいーなどと近づくと、糞を思い切りかけられる恐れがあります。

まとめ

ペンギンは、糞を遠くに飛ばす特徴を持ちます。

それは、自分の居場所をあまり汚したくないという気持ちがあるようです。

群れで過ごす事の多いペンギンですが、その為、すぐ後にいたペンギンの顔にかかってしまう動画が笑える動画として人気が出てしまうほど、勢いよく大量に噴射されます。

それほどペンギン糞はとても厄介なものです。

ちょっとつまんで袋に入れるレベルではありません。

犬や猫のようにトイレの場所をしつける事もできませんので、糞の処理は重労働と言えます。

寒い地域のペンギンの群れを衛星画像で見ると、周りが茶色でみるみる解けていきます。

それはペンギンが、周りに糞を飛ばしまくっているからなのです。

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