夏になるとよく見かけ始める緑の丸っこい虫、カナブン。外にいる時に、急に飛んできてビックリされたこともあるのではないでしょうか。
庭やベランダで見かけて、あれ?カナブンって駆除した方が良いのかな…と不安に思ったことありませんか?
カナブンは植物にも人間にも悪さをしたりしないので、退治しなくても大丈夫なのですが、厄介なのがコガネムシです。
非常にカナブンによく似たコガネムシは、葉っぱや根っこを食べてしまうので、せっかく育てた植物が枯れてしまう要因として嫌われています。このコガネムシのこともカナブンと一括りで呼ぶ人が多く、勘違いされ続けています。
そのため、関係のないカナブンも一緒に駆除されてしまうのですが、コガネムシの悪影響を広めないためにも似た虫を見つけたら、駆除の対象として見た方が良いのかもしれません。
そこで、こちらではカナブンのトラップや効果についてご紹介したいと思います。
カナブンを駆除できるトラップはある?
トラップを使うメリットは、人の目がない時でも稼働する点にあります。もちろん防虫スプレーなど売られていますが、人が近づいた時点で気付かれて逃げられてしまう事もあり、あまり効率的ではありません。
そこでトラップを利用する方が楽であり、長期的に効果を得やすいのです。このトラップは市販の物もありますが、簡単に手作りで出来るものもあります。
用意するものは
ペットボトル500ml×3、果汁ジュース500ml、砂糖・お酢・焼酎 各大匙2です。
まず、果汁ジュースと砂糖・お酢・焼酎を混ぜ合わせます。混ざったら、用意したペットボトルに分けて入れ、ペットボトルの上の方に少し大きめの窓を開けます。この窓から、甘い香りに誘われたカナブンやコガネムシが中に入る仕組みになっています。
市販のトラップでは粉末上の殺虫剤が混ざっていることがありますが、この方法では焼酎がその役割を果たしており、薬品を使っていないのでなんだか安心ですね。
まとめ
カナブンを含むコガネムシの駆除に有効なトラップは、手作りでも出来ることが分かりました。
市販の物の方が効果は高いかもしれませんが、仕組みとしては十分に家庭でも作ることが出来ます。
このトラップを生かして、より効果が出せるトラップを作ることも可能ですので、いろいろ試してみるのも面白いのではないでしょうか。