絶滅危惧種に指定されながらも、ペットとしての飼育が許可されているアルマジロは、近年海外でペットとしての人気を博しています。
アルマジロの丸まったときの可愛らしいルックスや、飼い主に懐くその人懐っこさが人気の要因なのでしょう。
一方日本国内でアルマジロを飼育している人は珍しいですよね。
というのもアルマジロは販売価格がイヌやネコの3倍から4倍程度します。
また環境を整えてあげるための設備投資も必要となってきますので、経済的に余裕がある人でないと飼育することが難しいからです。
さて、そんなアルマジロですが「日本で飼いたい!」と、飼育を検討されている方もいらっしゃるかと思います。
その際に気になるのは、やはり病気についてですよね。
今回はアルマジロがかかる可能性のある病気について、詳しくご紹介していきます。
アルマジロの病気にはどんなものがある?
ここでは3種類の病気をご紹介します。
まず1つ目はハンセン病です。
ハンセン病とは、ライ菌によって引き起こされる感染症で、末梢神経障害と特有の皮膚症状が特徴です。
これは人に感染し得る病気ですので要注意です。
ハンセン病は放置してしまうと、最悪の場合亡くなる可能性もありますので、早期発見、早期治療が重要になってきます。
特に野生のアルマジロには要注意で、うっかり触ってしまうとハンセン病に感染してしまう可能性もあるので、くれぐれも野生のアルマジロは触れないようにしてください。
2つ目に肥満による肝臓疾患や心疾患があります。
偏った食生活を続けているとアルマジロも人と同じように体調を崩し、病気にかかってしまいます。
この対処法はやはりバランスのとれた食事をあげるに限ります。
ペット用のサプリメントやビタミン剤も最近では販売されていますので、うまく活用してあげてください。
3つ目に歯周病があります。
アルマジロに歯があるの?
と思われる方もいるかもしれませんが、しっかりと歯はあります。
歯石などには十分に注意する必要があります。
こちらに関してはなかなか判断がつきにくいので、定期的な健康診断、検査を行うことで対策してあげてください。
まとめ
今回はアルマジロの病気について詳しくご紹介してきました。
非常に危険な病気にかかる可能性があるようですね。
予防策としては、散歩した後のノミ・ダニの予防が重要です。
また、日頃から適度な運動やバランスのとれた食事を心がけてあげましょう。
くれぐれも病気にさせないことが重要ですので気をつけてあげてください。