近年、ペットとして飼育している人も多く、ペットショップでもよく見かけるようになったハリネズミ。
いくらペットショップでも、赤ちゃんがいることはありませんが、もし友人宅などで見かけることがあったらどう接すればよいのか?
可愛くてついつい触ってみたくなりますが、ハリネズミの赤ちゃんは触ってはいけません。
その理由などについてご紹介します。
ハリネズミの赤ちゃんを触るのはダメ?!
ハリネズミの赤ちゃんは触ってはいけないんです。
その理由は、母親が育児放棄をしてしまう可能性があるからです。
出産後の2~3週間はとても難しい時期で、母親もナイーブになり変化や刺激に敏感。
このときにケージ内の変化があったり、赤ちゃんに変化が起こるとより神経質になったり、攻撃的になることもあります。
そして人間が触ってはいけない理由は、この赤ちゃんの変化のため。
何気なく触ったことにより、赤ちゃんハリネズミに人間の臭いがつくのです。
それを感じ取った母親は、育児放棄をすることがあります。
人間が人工的に育てることも出来ますが、やはり自然の環境と状態で母親に育てられることが一番。
そのためには、どうすれば良いかを考えて行動しなければなりません。
生後4週目でだいたい離乳も進み、ふやかしたドライフードを食べられるようになってきます。
身体は針が固くしっかりしてきて、丸まることも出来ます。
この頃から大人のハリネズミに近づいているので、触っても問題はないでしょう。
6~7週目で、ドライフードのみの食生活が出来るぐらいになります。
8週目頃には完全に離乳が出来ます。
生後12週目以降で、体重も増え大人のハリネズミと同じような体型になっているはずです。
安定してきて病気やケガなどの心配も減ります。
まとめ
ハリネズミは生まれてからも重要で、注意が必要です。
母親がきちんと育てられる環境を作ってあげるように、手助けをすることを心掛けましょう。
はじめは繊細で細心の注意を払うことを忘れず、日々の観察を。
親子ともに元気に育ってくると感動ですよ。