人間でさえ暑くてぐったりする夏。
暑さに弱いうさぎも夏バテを起こしてしまうので、食欲不振やぐったりとしているといった症状が現れている場合は注意が必要です。
今回は、うさぎの夏バテの対処法についてご紹介します。
目次
見落とさないで!うさぎの夏バテの症状
次のような症状が出ている場合はうさぎが夏バテを起こしているかもしれません。
- 呼吸が荒い
- 牧草やペレットを食べる量が減った(または全く食べない)
- 手足を伸ばしてぐだっとしている状態のままあまり動かない
- 耳が熱を持っている
うさぎは体中毛におおわれているので、耳で熱を放出しようとします。
なので暑さを感じている時、うさぎの耳は熱をもちます。
放っておくと熱中症になってしまう可能性があるので、耳が熱くなっている時は直射日光の当たらない涼しい所に移動させてあげましょう。
高齢、太り気味、妊娠中、病気のうさぎは特に夏バテしやすいようです。
当てはまる場合は注意してくださいね。
うさぎの食欲不振は夏バテが原因
人間も、暑い時は喉が渇く食べ物はあまり食べたくないですよね。
うさぎも同じで、喉が渇いてしまう牧草をあまり食べなくなります。
牧草を食べなくなった場合は水をたくさん飲ませてあげましょう。
夏場は常温の水は腐りやすいので、水は1日最低2回は交換しましょう。
その際ボトルも洗って清潔にしてあげてください。
うさぎ用のペレットや牧草は湿気に弱いので必ず新鮮なものを与えましょう。
食べなくて勿体ないな、と思っても時間が経ったものは処分してください。
食欲不振が続くような場合は、水分の多い野菜や果物なら食べるかもしれません。
与えて良い野菜
パセリ、水菜、春菊、みつば、リンゴ、バナナ、パイナップル、イチゴ。
果物は糖分が高いので太り気味のうさぎには与えないようにしましょう。
与えてはいけない野菜
玉ねぎ、ネギ、じゃがいも、ゴボウ。
キャベツやレタスなども食べることができますが、あまり与えすぎると下痢になるので注意が必要です。
野菜は食べやすいのでうさぎの食いつきはいいですが、毎日与え続けると癖になるので様子をみながら食べさせてください。
うさぎの主食は牧草です。
うさぎが夏バテしないように対処法をお教えします
うさぎが快適な室温を保つ
室温は18度~24度、湿度は40%~60%がうさぎが快適に過ごせる環境です。
暑さを感じさせなければ、うさぎが夏バテにを起こす可能性は低くなります。
うさぎが涼めるグッズを設置する
ケージ内にクールボードを入れて、うさぎが暑い時に自由に涼めるようにしてあげましょう。
アルミ製のものはうさぎの体温が高すぎるとすぐにぬるくなってしまうので、大理石タイプがおすすめです。
床材も清潔を保ちましょう。
牧草マットにしている人は特に注意が必要です。
古くなって汚れると湿気がこもりやすく、病気の原因にもなります。
水を自由に飲めるようにしておく
夏バテにならないためには水分をたくさん取ることが必要です。
切らさないようにしておきましょう。
仕事などで長時間家を空ける場合は、ボトルをうさぎが落としてしまった時の事を考えて、別の場所に予備のボトルを設置しておきましょう。
あまりの暑さに保冷剤の上で冷凍ペットボトルに挟まれるウチのお姫様#ペット #うさぎ好きさんと繋がりたい #うさぎ #暑さ対策 pic.twitter.com/TFF0IzuAaR
— シシガミモドキ (@noelle_927) July 25, 2018
まとめ
うさぎは繊細な生き物なので一度弱ると命に関わってきます。
なるべく夏バテをさせないように夏場は特に注意が必要です。
仕事で長時間うさぎに留守番をさせなければならない場合はペットモニターを導入するといつでも様子を見ることができますよ。